2020年6月26日金曜日

「自粛期間」3年 越中屋光希


「自粛期間」
法学部3年 越中屋光希(札幌大谷高校)


こんにちは。
今回部員ブログを担当させて頂きます法学部法律学科3年の越中屋光希です。

初めに、新型コロナウイルス感染症に対して最前線で対処してくださっている医療従事者を始めとする関係者の皆様に深く感謝申し上げます。


2020年。2月初旬から明治大学体育会サッカー部は始動し私は3年目のシーズンに臨んでいる。
あっという間に上級生と言う立ち位置になり下級生を支えるという一方で個人としても結果を出さないといけない時期でありチームの成長の為に尽くさなければならない存在になった。
どの様に立ち振る舞い、周りから信頼される人間になるには1.2年生の時の姿ではいけないなと考えたり、自分のことばかり考えて行動してはいけないなと考えたり、正直2月のシーズンインの際には自分の中で頭の整理がついていなかった。
そして、3月の天皇杯予選や4月の関東リーグに向けて約2ヶ月整理がつかない状態で練習に臨んでいた中で、4月上旬から新型コロナウイルスの影響で全部員自宅待機となった。

外に出てボールを蹴ることはもちろん不要不急の外出さえ許されない状況の中で自分はこの期間を人生の中でもとても貴重であったと思う。
3年生と言う少し早い時期であるかもしれないが約21年間生きてきた中で自分とはどの様な人間でありどのように成長してきたのかと言う自己分析をして過去を掘り起こす作業をした。
幼少期の写真を家の引き出しから探したり家族にその頃の将来の夢とかなんだったかなどを細かいところまで掘り起こし自分を客観的に見た。
この作業を約6畳程の自分の部屋で薄暗い明かりの中で犬しか部屋に来ない中で考えると正直病みそうになった。


しかし、一つだけハッキリとどの過去を掘り起こしても結果的に行き着く場所があった。

「プロサッカー選手になる。」

この夢は約21年間変わることはなかった。
この自粛期間で毎日当たり前のように午前6時から約30人程で2時間弱サッカーができることや寮生活の中で人と話すことや相手を敬い尊重し合える環境に改めて感謝を持たないといけないと感じると共に、自分の中で明確なものが思い起こすことができた。

今シーズンは過密日程で公式戦が行われていき去年に引き続きチームの総力戦になると思う。
どの立場でも一喜一憂せずに毎日の練習に全力で臨む。その中でも少ないチャンスを一つのポジションを奪って見せる。

又、先日4年の早川さんが鹿島アントラーズ内定が決まり嬉しさもありながらも、とても刺激を受けた。
毎日一緒の練習を行なっているとしても一つの練習をどれだけ自分のものに落とし込むように意識してやっているのかが差であると感じた。

しかし、だからといってポジションを譲る気はない。少しでも盗めるものを盗み自分の強みと繋ぎ合わせ高め合っていきたい。


次の3年部員ブログ担当は、FC東京U-18出身の岡庭愁人です。見た目は優しい顔で愛くるしい岡庭ですが、学年1ストイックで何事にも全力で取り組みチームに欠かせないSBです。是非次回も乞うご期待。

統一性がない文章となり少し読み苦しい部分があったかと思いますが最後まで読んで頂き有り難う御座います。今後も明治大学体育会サッカー部への温かいご支援を宜しくお願いします。

【過去のブログ】


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