2020年6月30日火曜日

「自分らしく全力で」 2年 白圡大貴



「自分らしく全力で」 
商学部 2年 白圡大貴 (浦和レッズユース)


こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます。
商学部商学科2年の白圡大貴です。

私は明治大学体育会サッカー部での2年目を迎えました。1年目は膝の怪我で、自分の思い描いていたシーズンにすることができずとても苦しい思いをしました。
そして2年目を迎え怪我から復帰をして、今は思う存分サッカーをすることができています。そんな中、私はここからのサッカー人生において、これだけは忘れずに大事にしてプレーしていきたいと考えていることがあります。

それは「自分らしく全力でやる」ことで、一瞬一瞬にこだわり続けるということです。

新型コロナウイルスによる活動自粛期間中、私は自分自身を見つめ直す時間にあてました。
私の同期には同じポジションのライバルが多くいます。怪我をしてピッチ外から見ていた彼らは自分にはない武器を持ち、はつらつとプレーをしていて少し焦りを感じました。それでも1番は他人ではなく自分のプレーを磨き続けることが大事だということ。
自分の武器とは何か。
身体的な特徴は周りより長けていなくても、熱い気持ちを持ってプレーすることや責任感のあるプレーや発言をすることなどは自分の武器です。自分の比較するべき選手は他の誰でもなく自分自身であり、毎日どれだけ成長できたかに目を向けることが大事だと気づき、今出せる全力を出せない者にチャンスを待つ資格はないと分析しました。
また、全力でプレーする事と同時に周りとの違いを見せることができるようにもならないといけません。そのためには、勉学と共に自分の1日24時間を深く考え、デザインしていくことが大事だと思います。すべての面において自分は今まで本質を捉える考え方をできていなかったので、優先順位を考え主体的に本質から考えて行動していきたいと思います。そして何よりもサッカーを楽しみたいです。

今シーズンは過密日程でチームとしての力が試されるとても大事なシーズンになります。私は試合に出場していても出場していなくても自分のプレーが良かろうが悪かろうが関係なく明治大学を背負っていく選手になるために日々努力し続けます。
そして一喜一憂することなくチームの勝利のために、ピッチ内外において今の一瞬一瞬に尽くし明治大学体育会サッカー部に貢献するために全力で走り続けていきたいと思います。

次の2年生の部員ブログは、普段からたくさんサポートしてくれているマネージャーの神宮司光汰です。同じ商学部で勉強を教えたりしてくれるとても優しくて男前のマネージャーです。とても中身の濃い文章を書いてくれると思うので楽しみにしてください!

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。

【過去の記事】

2020年6月26日金曜日

「自粛期間」3年 越中屋光希


「自粛期間」
法学部3年 越中屋光希(札幌大谷高校)


こんにちは。
今回部員ブログを担当させて頂きます法学部法律学科3年の越中屋光希です。

初めに、新型コロナウイルス感染症に対して最前線で対処してくださっている医療従事者を始めとする関係者の皆様に深く感謝申し上げます。


2020年。2月初旬から明治大学体育会サッカー部は始動し私は3年目のシーズンに臨んでいる。
あっという間に上級生と言う立ち位置になり下級生を支えるという一方で個人としても結果を出さないといけない時期でありチームの成長の為に尽くさなければならない存在になった。
どの様に立ち振る舞い、周りから信頼される人間になるには1.2年生の時の姿ではいけないなと考えたり、自分のことばかり考えて行動してはいけないなと考えたり、正直2月のシーズンインの際には自分の中で頭の整理がついていなかった。
そして、3月の天皇杯予選や4月の関東リーグに向けて約2ヶ月整理がつかない状態で練習に臨んでいた中で、4月上旬から新型コロナウイルスの影響で全部員自宅待機となった。

外に出てボールを蹴ることはもちろん不要不急の外出さえ許されない状況の中で自分はこの期間を人生の中でもとても貴重であったと思う。
3年生と言う少し早い時期であるかもしれないが約21年間生きてきた中で自分とはどの様な人間でありどのように成長してきたのかと言う自己分析をして過去を掘り起こす作業をした。
幼少期の写真を家の引き出しから探したり家族にその頃の将来の夢とかなんだったかなどを細かいところまで掘り起こし自分を客観的に見た。
この作業を約6畳程の自分の部屋で薄暗い明かりの中で犬しか部屋に来ない中で考えると正直病みそうになった。


しかし、一つだけハッキリとどの過去を掘り起こしても結果的に行き着く場所があった。

「プロサッカー選手になる。」

この夢は約21年間変わることはなかった。
この自粛期間で毎日当たり前のように午前6時から約30人程で2時間弱サッカーができることや寮生活の中で人と話すことや相手を敬い尊重し合える環境に改めて感謝を持たないといけないと感じると共に、自分の中で明確なものが思い起こすことができた。

今シーズンは過密日程で公式戦が行われていき去年に引き続きチームの総力戦になると思う。
どの立場でも一喜一憂せずに毎日の練習に全力で臨む。その中でも少ないチャンスを一つのポジションを奪って見せる。

又、先日4年の早川さんが鹿島アントラーズ内定が決まり嬉しさもありながらも、とても刺激を受けた。
毎日一緒の練習を行なっているとしても一つの練習をどれだけ自分のものに落とし込むように意識してやっているのかが差であると感じた。

しかし、だからといってポジションを譲る気はない。少しでも盗めるものを盗み自分の強みと繋ぎ合わせ高め合っていきたい。


次の3年部員ブログ担当は、FC東京U-18出身の岡庭愁人です。見た目は優しい顔で愛くるしい岡庭ですが、学年1ストイックで何事にも全力で取り組みチームに欠かせないSBです。是非次回も乞うご期待。

統一性がない文章となり少し読み苦しい部分があったかと思いますが最後まで読んで頂き有り難う御座います。今後も明治大学体育会サッカー部への温かいご支援を宜しくお願いします。

【過去のブログ】


2020年6月23日火曜日

「今の心・・・念」4年 神崎大雅





「今の心・・・念」 
経営学部4年神崎大雅(大阪桐蔭高校)
 
 
こんにちは。
今回ブログを担当します、経営学部公共経営学科4年の神崎大雅です。
 
初めに新型コロナウイルス感染症に対して最前線で対処してくださる医療関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。
 
早いものでこれが最後の部員ブログとなりました。
サッカーとは15年間の付き合いで、私の人生の一部として当たり前の存在であり、やめようと思ったこともありませんでした。今までならカテゴリーが変わるだけでサッカーを続けることを考え、常にサッカーを中心とした生活を送ってきましたが、大学4年生になった今、自分の将来について現実と向き合う時がきました。
 
「サッカーを続けるのか、はたまたサッカーをやめ一般企業に就職するのか」
 
これは私にとって究極の二択です。

プロという形でサッカーを続けられるのが一番嬉しいことですが、明治大学体育会サッカー部はそこだけを追求している部活ではありません。 

人との繋がりの中でどのようにして人間形成を行っていくか、一人の人間としての価値をどのように高めていくかを、サッカーを通して日々追求している組織なのです。大好きなサッカーでも時として挫折や苦しみを感じる時があります。そんな時、自分と向き合うことなく原因を他者に向けることで現実逃避したくなるときもありました。 

しかし、この組織に入ってそんなことしていても何も残らないということを学びました。問題に真正面からぶつかり、悩み苦しんで、様々な人との関わりの中で自分の力で道を切り開き、その道を自分の色にしていけるかがとても大切なのです。
 
 
【桜梅桃李(おうばいとうり)】

これは私の大好きな言葉であり、最近良くこの言葉を思い出します。 

「桜」「梅」「桃」「李」 この4種類の木は、おたがいに近い仲間ですが、花の咲く時期や形、香りも異なります。しかし、それぞれに綺麗な花が咲くという共通点を持っています。転じて、人間の人生においても、各々がありのままの姿で自分の人生を生き抜くことで、人生の花を咲かせ実を結ぶことができるという意味が「桜梅桃李」という言葉には込められています。桜は桜らしく、梅は梅らしく・・・、それぞれにしかない良さがあります。
桃が「李になりたい」と思っても、李にはなれません。桃として、堂々と桃の人生を生き抜くからこそ咲いた花は綺麗なのです。
自分に自信がなくなったとき、つい他人と比べて意味も無く落ち込んでしまい、自分の存在を自分で否定しまう。しかし、誰にでも良いところもあれば短所もあります。

自分にしかない良さを満開に咲かせることだけに集中することで、他人には無い「唯一無二の存在価値」を示すことができるのです。 

就活においてはひと段落しましたが、ここからは学生生活最後のサッカーとどう向き合い、長年のサッカー人生の集大成をどのように創り上げるのかが残っています。

どんな状況でもチャレンジすることを忘れずに、雑草魂を持って前に前に進んでいく。 

そして、偉大な先輩方が築き上げてきた歴史と伝統を持つ明治大学体育会サッカー部の一員であることの誇りを胸に、仲間と私を支えてくれた全ての人たちのために全身全霊をかけて闘うこと。悩んで、もがいて、考えてきたことを「今の心」に集約し、執念を持って自分らしい花を満開に咲かせられるように努力を続けていきます。
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも明治大学体育会サッカー部の応援よろしくお願い致します。
 
次回の4年生部員ブログ担当は坂本亘基です。
日頃からみんなを笑顔にするチームのムードメーカーです。サッカーでは華麗なテクニックで相手を翻弄しチャンスメイクできる技巧派MFです。

次回も是非ご覧ください。


【過去の部員ブログ】


2020年6月19日金曜日

「更なる成長」 1年 金誠敏


「更なる成長」
情報コミュニケーション学部1年 金誠敏(FC東京U−18)

こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます、情報コミュニケーション学部1年の金誠敏です。

私は小学4年から中学3年までの6年間、学校の部活動の一環としてサッカーをしていました。練習をする学校のグラウンドはペナルティーエリアくらいの大きさしかありませんでした。そして、ボールは10球もなく、ゴールはミニゴールしかありませんでした。また、部員は15人ほどで自分の同級生はたった4人しかいませんでした。紅白戦をしようとしても最大で6対6、人が足らず試合が組めないことも多々ありました。サッカーをする上では決していい環境とは言えませんでした。しかし、この6年間が私に考えるサッカーの基盤を与えてくれました。
そして、部や中体連、FC東京で出会った素晴らしい指導者の指導のお陰で大きく成長させてもらったと思っています。

私には、プロサッカー選手になりたいという夢があります。
しかし、この夢は自分のためだけの夢であってはならないと思っています。
これまで支えて下さった沢山の方々、色んな場所で活躍を期待し応援して下さってる方々、自分を目標としてくれている後輩達の夢でもあると感じているからです。
なので、この”夢”を必ず叶えるべく、私は明治大学体育会サッカー部に入部しました。
ここは、全国から集まった仲間達と生活を共にする中で本気でぶつかり合い、指摘し合う事で1人の人間として大きく強く成長する事ができます。また、仲間達と一緒に大好きなサッカーを追求し、互いを高め合う事ができます。
私は、この素晴らしい環境で自分の弱さを見つめ直し、サッカー選手としてだけでなく、この先いろいろなところで求められ、活躍できる人に成長していきたいと思っています。
そして何よりも、夢に向かって向上心をもって日々努力していきたいと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次の1年部員ブログの担当は、大宮アルディージャU-18出身の久保賢也です。
的確な声掛けと至近距離でのシュートストップが得意なゴールキーパーです。
次回も是非ご覧ください!

2020年6月16日火曜日

「井の中の蛙大海を知らず」 2年 正田徳大



「井の中の蛙大海を知らず」
政治経済学部2年 正田徳大 (柏レイソルU-18)

今回部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部2年の正田徳大です。

まず初めに、新型コロナウイルスの影響により毎日最前線で対応してくださっている医療従事者の皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
ありがとうございます。

今回新型コロナウイルスの影響により、現在高校3年生の方々は夏の全国大会インターハイの中止、希望する大学サッカーへの練習会の中止、公式戦の中止、延期などによる節目の年となり、進路に関わるイベントの中止が相次ぎ、先行きが定まらず、不安な中過ごされている方々に微力ながらですが、力になりたいと思い、私自身の経験を踏まえ、「明治大学体育会サッカー部」について大きく3つの観点から掘り下げて伝えていきたいと思います。
少しでも多くの方々に読んで頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。

まず初めに「人間力、自主性を高められる組織」であるという事です。サッカーも私生活もピッチ内外において通ずるものが沢山あります。それは一つの発言であり、行動であり、振る舞いであり、姿勢だと感じます。自分で考え、落とし込み、己を高める事ができる。仲間と協調することを大切にし、強くて上手くて賢い個人とそれが集まる場所だと感じます。

次に「競争力、練習強度の高さ」です。
これは私自身一番の衝撃でした。ユース時代では経験しなかった練習強度や内容や質を伴うのは勿論のこと、技術、フィジカル、サッカーIQ、再現性の高い練習や目の前の勝負、課題をクリアにしていくことの大切さ、その中でも特に、自分の強み、弱みに徹底的に真正面から逃げずに向き合い続けること、そして積み重ねを継続し続ける必要さを実感しています。
幸い、私自身の周りには目指すべき先輩方や刺激し合える同期や後輩がいます。
そんな好きなサッカーに全力で打ち込め、全力で悩み、全力で取り組める環境があること、レベルの高い競争ができるのはこの組織の強みだと思います。

そして最後は、「自分自身と向き合える」ことです。
この組織に入りサッカーはもちろん私生活の面でも様々な気づきや思い、多方面の沢山の仲間と出会うことで自分自身の価値観や繋がりの広さを知り、自分がどのような人間なのか、客観的に自分を知ることができます。又、自分自身と向き合い続けることが必ず自分を成長させてくれます。
私自身、知識や見識が狭く、浅いものだったと思います。しかし、この「明治大学体育会サッカー部」というスケールの大きい世界に入り、目的意識や本質的に考える力を学び、自分の強みを自信を持って表現することの大切さを感じているところです。こんなにもサッカーに対しての熱量を持ち続け、様々な角度から追求できる環境はまだまだ未熟な自分にとって必要であり、とても幸せな時間です。もっと貪欲に学び、吸収し、まだ経験したことのない世界を自分なりに切り拓いていきたいと思います。

拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

次の2年生の部員ブログ担当は、みんなの愛されキャラ「らってぃ」こと白圡大貴です。
彼特有の熱く、ストレートな想いを部員ブログに綴ってくれるはずです。
サッカーでは、勝負強さやクレバーなプレーが明治を勝利に導いてくれます。

次回も是非ご覧ください!

【過去の記事】









2020年6月12日金曜日

「ヒント」3年 内田将太




「ヒント」

法学部 3年 内田将太(近畿大学附属高等学校)



こんにちは。

今回、部員ブログを担当させていただきます、法学部3年の内田将太です。



気付けば、入部してからもう3年目となり、チームの上級生と呼ばれる学年になった。そこで、これまでの約2年半を振り返ってみて、明治大学体育会サッカー部での日々にあるヒントについて深く考えてみようと思った。



2年前に入部し、正直、1年目は右も左もわからず、とにかく苦しい1年だった。学年全員でミーティングを重ね、試行錯誤はしたがなかなかうまくいかない1年だった。

2年目は少しずつ環境も変わり、気付くことも多くなった。

そして今年、上級生になった今、感じることがたくさんある。

その中で一番感じることは、この組織で過ごす日々の中にはすごく大事なヒントがたくさんあるということだ。



例えば、明治大学体育会サッカー部の理念の中に、『礼節を重んじる』という言葉がある。これは常日頃から意識していかなければいけないと言われ続けているが、この言葉はヒントであり、なぜ礼節を重んじることが必要なのか、ということを深く考えなければいけない。ただその言葉を鵜呑みにして表面上だけ理解しているように見せるのではなくて、深く考え、自分なりに落とし込むことで、本当にその言葉を理解したと言えるだろう。そして、それを理解することで、その人の言動が必ず変化する。



この明治大学体育会サッカー部はヒントの宝庫であると思う。下級生での苦しい日々も、今となればあれがあったからこそ自分たちを見直せる機会になり、あの日々のおかげで今頑張れると感じている。

 

日々の練習、寮生活、大学生活、監督やスタッフの方々の一つ一つの言葉、経験する全てに必ず意味があり、自分たちのこれからの人生でのヒントが隠されている。自分次第で、自分をどうにでも変化させられる本当に幸せな環境である。その中で、自分で考えて考え抜いてもわからない時に頼れるのが、チームメイトだ。毎日生活を共にしているチームメイトは自分よりも客観的に自分を見てくれていてそのチームメイトの意見はとても大切であり、さらにお互いの行動がお互いを高め合っているからこそ、本当の意味での仲間が、この組織ではできると思う。



そして、このたくさんのヒントを考えているうちに、必ず『明治が好きだから』という部分に行き着く。明治のために時には自分を犠牲にしてでもチームの為に働いたりすることを全員ができるのが明治である。だからこそ、トップチームでもセカンドチームでも手を抜く人はいないし、ピッチに立てば全力でプレーし、応援はどの大学よりも心から応援する。それがこの組織の強さの秘訣であると私は思う。



あと、大学生活も約1年半しかないが、一つ一つのヒントに対し深く考え続け、もがき続けていく。



次回の3年生部員ブログ担当は越中屋光希です。

大きな声でチームを鼓舞し、チーム想いで発信力のあるゴールキーパーです。

次回も是非ご覧下さい!



拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。たくさんの方に元気を届けられるようにこれからも頑張りますので、引き続き明治大学体育会サッカー部への温かいご支援をよろしくお願い致します。



【過去の記事】

「恩返し」1年 内田将太

「寮生活」2年 内田将太

 

2020年6月9日火曜日

「LAST DANCE」4年 狩土名禅






「LAST DANCE」
文学部4年 狩土名禅(桐生第一高校)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させて頂きます文学部4年の狩土名です。

大学最後の年。

明治大学体育会サッカー部は選手としても人としても私を大きく成長させてくれました。他の部員のブログを見ていると似たような内容を書く人が多いと感じます。
これを実現させるのは、部にある「人を成長させる環境とスタッフ」「人間性を追求するモットー」だと思います。

だからプロになって、この部に恩返しがしたいです。
シンプルですがこれが私の本音です。

この3年半を具体的に話すと長くなる上、他の選手と内容が被ってしまうので、今回は読者の皆さんに一つ作品を紹介したいと思います。

明治大学体育会サッカー部を応援してくださってる皆さんはスポーツ好きだと思うのでNETFLIXの「LAST DANCE」という作品です。

10話にわたってマイケルジョーダン時代のシカゴ・ブルズチームの裏話やエピソードをドキュメンタリー方式で描いています。バスケットボールの話ですが、非常に面白く、現代のスポーツ業界ではありえない話が詰まっています。
サッカーとは違う視点でスポーツを見ると、色々と勉強になります。
私は将来海外でサッカーをしたいので、外国人の人間性やメンタリティーを見て、非常に勉強になりました。

私が一番好きな話を紹介します。ジョーダンのチームメイトのデニス・ロッドマン選手が休養が欲しいと監督に尋ね、48時間の休養をもらい、その日中にラスベガスのカジノへ行きます。カジノでポーカーをしていると、当時付き合ってた国民的スター、マドンナから連絡があり、ニューヨークにいるとの内容でした。
それを聞いてロッドマン選手はディーラーに明日くるからこのままにしてくれと告げ、ラスベガスからニューヨークに行きます。その日はマドンナと過ごし、次の日にラスベガスへと再び戻り、ポーカーの試合を続けたそうです。

ちなみに48時間の休養の約束でしたが、ロッドマンがチームに合流したのは96時間経過した試合2日前です。現代スポーツでは即クビの出来事ですが、当時の選手たちは、勝利が全てで、それ以外は個人の責任と判断されていました。

流石に海外スポーツも今では規則もしっかりしていますがメンタリティーは似たような感覚があると思います。
「試合に勝つ」それが全て。その欲がスポーツ選手には必要ですし、自分にもっと必要な欲だと感じました。

最後の年、コロナウイルスの影響もあり試合がどうなるかはまだ分かりませんが、目の前の試合に勝つ欲を誰よりも高く持ち、去年と同様全てのタイトルを獲ります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

次の4年生の部員ブログ担当は、神崎です。
関西特有の面白さと真面目さを持つ彼は、次の部員ブログでもきっと読者が何度も読みたくなる内容を書いてくるでしょう。
サッカーでは運動量と推進力が特徴です!
是非次回もよろしくお願いします。


【過去の部員ブログ】

「 Me,Myself,and I 」 1年 狩土名 禅
「例えそれが1人だとしても」 2年 狩土名 禅
「オセロ」 3年 狩土名 禅


2020年6月5日金曜日

「再び八幡山に」1年 岡哲平


「再び八幡山に」

政治経済学部1年 岡哲平(FC東京U-18) 

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。
政治経済学部1年の岡哲平です。

まず初めに、新型コロナウイルスと最前線で戦っている医療従事者の皆さん、関係者の皆さん 本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

私は小学校の頃、明大グランドの隣にあるバディグランドでサッカー人生をスタートさせた。

バディでは、練習前に1時間走りのトレーニングがあった。トレーニングというかほぼ拷問だった。
内容としては、芦花公園を10周だったり、1周の速さを競って1位を何回取らなければ上がれなかったり小学生にしては鬼のようなメニューだった。
そして、園長が公園に来るとだいたいお腹が痛くなりトイレに駆け込む。(終わりの無い走りが待ってるから、、、。)
そしてもう1つキツいメニューがあった。
地獄の給水無しパスコンだ。パスミスをしてしまったら永遠に給水ができないメニューだった。
これに関してはほとんどメンタル強化メニューだと思う。
そんな私に厳しい園長の下でサッカーを始められて本当に良かったと思っている。


そして、6年越しに八幡山に帰ってくることができた。

この思い出のある聖地で私は明治大学にいち早く貢献するとともに、個人のスキルを磨かないといけない。
人間性の成長はもちろん、FC東京でトップ昇格できなかった悔しさを絶対に忘れずに一回一回の練習にぶつけていきたいと思う。

今の時点では自分よりも上かもしれない。でも4年後、10年後に自分が上にいればいい。

なりたい自分から逆算してやるべきことに取り組む。
何をやればいいのか、何を変えれば良くなるのか、常に探究心を持って日々の生活を送りたい。

最後に、FC東京U-18の時に1番お世話になった右田さんからの言葉を綴りたい。

『誰も見てない時に自分を律することができるのが一流。人から言われないと、人が見ていないとやれないのは三流。』

今の活動自粛期間にはピッタリの言葉だと思う。この言葉を忘れず、日々精進したいと思う。
大学生活4年間を自分にとってのターニングポイントにしたい。

次の1年部員ブログ担当は、一発芸が面白いで有名のFC東京U-18出身の金誠敏です。
ソンミンは高校から一緒で、ものすごく仲が良いです。左足から繰り出されるキックが特徴の選手です。大学でも自分の頭に合わせて欲しいです。
是非次回の部員ブログもご覧ください。

拙いない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

2020年6月2日火曜日

「我が道、風の如く」2年 櫻井風我



「我が道、風の如く」
情報コミュニケーション学部 2年 櫻井風我 (日本大学藤沢高等学校)



今回、部員ブログを担当させていただきます、情報コミュニケーション学部2年の櫻井風我です。

人は皆誰しも、この世に生まれて最初に贈られるギフトがある。
それは、両親や大切な人から与えてもらった『名前』だ。

私は今年、誕生から数え20年目の年を迎える。
人生の節目である今だからこそ、一旦原点に戻り『名前』に込められた両親の思いについて考えてみる。

私たち3兄弟はみんな
名前に『風』という字が入っている。
颯、千風優、そして風我だ。

兄である颯への両親の願いは、きびきびとした行動力を持ち、どんな窮地をも追い風に変え、状況を一変させられる男に。
姉である千風優は、幾千もの人に優しい風を吹かせ、周りの人を優しく包み込めるような女性に。
そして風我は、われ(我)の風。
誰かの道を辿るのではなく、
新しい事を成し遂げるために、自分流の風を吹かせ、夢に向かって突き進める男に。

そんな願いが込められている事を知った。

ー 今の自分は、両親の願いに少しでも近づけているのだろうか ー

幼い頃の私はよく『人の忠告を聞かない。ひとりで突っ走る』など、我が強い為に周りと合わせることが出来ず、度々叱られていた事を思い出す。
現在の自分を考えると、
周囲の方々から温かく支えてもらっていることから、今自分が進むべき方向は間違っていない、、。と信じている。

だから私は自分で決めた道を突き進む。
暗雲立ち込める天気を、豪風で晴天に変えてしまうくらいの強い気持ちをもって、自分流の風を力強く吹かせよう。

そしてこの明治大学体育会サッカー部には、
強烈な追い風の嵐を巻き起こし、チームに貢献できる存在となって、私自身の夢を掴み取る。

尊敬する両親からの世界一の贈り物。

風我の名を誇りに。

我が道、風の如く。


次の2年生の部員ブログ担当は、明大のムロツヨシこと正田徳大です。
その持ち前の明るさと、キレキレのドリブルで明大に笑顔と勝利をもたらせてくれます。
次回も是非お読みください!

【過去の部員ブログ】
「紫紺の名刀」 1年 櫻井風我