2020年9月30日水曜日

「成長と献身」 4年 蓮川壮大

 



「成長と献身」 政治経済学部経済学科 4年 蓮川壮大(FC東京U-18)


こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます政治経済学部経済学科4年の蓮川です。


まず、新型コロナウイルス感染症に対して最前線で対処してくださっている医療従事者を始めとする関係者の方々に深く感謝申し上げます。


最後の部員ブログ。

思い付くままに書かせていただきますが、よろしくお願いします。


私は、学び、考え、理解し、それを自分に完全に落とし込むことで人は成長するのではないかと考えています。自分に無かったものを新たに得たり、今まであったものへ何かを積み重ねたり、時には自分の思考そのものや考え方の「癖」を修正しなければいけないこともある。また、「自分が成長を実感できているか」ということも重要で、目先(短期)、中期、長期の目標を明確にすることで、その実感も得やすくなる。実感=自信は、更なる成長にも繋がると考えています。


私がこの明治大学体育会サッカー部から学び、今、最も大切にしているものは何か。


それは、先に述べた成長環境と「献身」です。


明治の為、仲間の為、指導してくれるスタッフの為、応援してくださる方々の為、家族の為。何かの為に発揮されるパワーは、計り知れないものがある。自分の為だけに何かをする何倍、何十倍もの力が湧いてくる。


昨年のインカレ決勝。後半に足を吊りかけ伸ばしていた時、ベンチにいる4年生から、「壮大頑張れ!ここからだぞ!」と声が掛かる。色々な感情が込み上げ、試合中に涙が溢れた。気が付けば全力で走り最後までプレーをしていた。今でも忘れられない光景の一つでした。


献身というものは、必然ではありません。では、どうしたら生まれるのか。それは、その組織を本気で愛しているかどうか。シンプルにそれに尽きると考えています。


私は明治大学体育会サッカー部の為なら何でもやってやる。


昨年の結果は過去のこと。今年の明治は強くはない。甘さもあれば、隙もある。ここ最近の戦績では、勝ちの方が少ない。


ただ、胸を張って言えることは、明治は様々なこだわりをピッチ内外共に追求している組織であること。そして、明治大学に所属する全部員それぞれが、誰にも負けない武器を持っているということ。


来週から後期のリーグ戦が始まる。

いつも八幡山寮の食堂のテレビで試合を見ていた選手達も試合会場に来てくれる。

そんな選手達、下級生に「明治」を体現したいと思う。


楽な試合など1試合もない。チャレンジャーの気持ちで相手に全力で向かっていく。1試合1試合積み上げる。

その先に、リーグ戦優勝とインカレ優勝が待っている。


そして最後は、4年間私を厳しく、そして温かく指導してくださった栗田監督。

栗田監督がいなければ、私はプロサッカー選手には絶対になれなかった。

そんな栗田監督を必ず胴上げする。


残り4ヶ月、明治大学の部員として死ぬ気で戦い続けます。

応援をよろしくお願いいたします。



次回の4年生の部員ブログは鹿島アントラーズ内定の早川友基です。

絶対的な守護神で、シュートストップはもちろん、正確なロングキックも持ち合わせていて世代屈指のゴールキーパーです。

是非、次回の部員ブログも読んでみてください!


【過去の記事】

「自分ができること、役割を全うする」3年 蓮川壮大

「積み上げの継続と、歴史の継承」 2年 蓮川壮大

「家族の大切さ、兄の存在」1年 蓮川壮大



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