2020年5月29日金曜日

「コンピュータと喋れたらいいのに」3年 今村彩乃



「コンピュータと喋れたらいいのに」3年 今村彩乃

こんにちは。
理工学部機械工学科3年マネージャーの今村彩乃と申します。同期稲見からの粋なパスを受け、今回部員ブログを担当させていただきます。


“コンピュータと喋れたらいいのに”

こんなこと、この組織に入っていなかったら考えもしなかったと思います。
サッカー部に入って2年が経ち、その中で私が学んだことの一つが、伝えることの大切さでした。
入ったばかりの私は意見をほとんど言わず、何を考えているのか、何がしたいのか、何をしようとしているのか、本当に分かりづらい後輩だったと思います。(今もなおその気配は自覚しております。改善途中ですので優しく見守っていただけると嬉しいです。)
この部に身を置きたくさんのことを経験して思ったのは、
“言葉にしなければ相手は何も分からない。分からないのが悪いのではなく、伝えようとしないのが良くないのだ”
ということ。大きなきっかけがあったというより、なんとなくそう感じるようになりました。

冒頭でも述べましたが、私は機械工学科に所属しており、その必修科目の一つとしてプログラミングを勉強しています。
恥ずかしながら1年生のときに一度落としており、2年次は履修の都合上取らず、今年やっと再履修をしています。
このプログラミングがなんとも難しく、苦戦の日々です。
少しルールから逸れるとコンピュータに怒られます。怒られますが、どこで間違えているのか、何がダメなのか、その理由を教えてくれなかったりします。
私がこの2年間で大事に意識していた「伝えろ」という考えと、全く違う性格を示してくるのです。
「なんでエラーなの?」
「何が気に食わないのか言えばいいじゃん」
と画面に火花を散らします。

“コンピュータと喋れたらいいのに”

コンピュータと喋れたら、パソコンに当たり散らしたくなるのも少しは和らぐはずです。

どんなに頑張ったところでコンピュータと本当に喋れるようにはなりません。そしてこの分野を高めるのは、自分から相手のことを調べ寄り添うことが一番なのは重々承知です。分かってはいますが、出来なくて悔しくて逃げることもあります。

そんな中でもがんばろうと思えるのは、同じように頑張っている友達がいて、バリバリと音がするくらい頑張っている家族がいて、この世に1人しかいない“自分”という存在が、私を支えてくれているからだと思います。


新型コロナウイルスが猛威を奮い、日常がガラリと変わってしまいました。ポジティブな貢献など何ひとつ出来ず、せめて出来ることは“何もしない”ということ。若者としての可能性はあるかもしれないけど、やっぱりまだまだ無力なんだなと痛感しました。

今何かを乗り越えようとしている人、戦っている人、そして全力でこのウイルスに立ち向かってくださっている方々が、
「あーあの時そんな風に努力してた人もいたんだ、自分も頑張ってよかったな」
なんて思ってもらえるような生き方をしていきたいです。


ご一読頂き、ありがとうございました。
部員ブログを担当する次の3年生は、今年副務を務める内田将太です。
爆発的なユーモアと、時折見せる優しさが持ち味のしっかり者☆
ポケモンパンからここまで上り詰めた彼が大学3年生になり、どんなことを思い書いてくれるのでしょうか。
ご期待ください!


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