2020年5月12日火曜日

「繋翔」4年 岩田寛生



「繋翔」

法学部4年 岩田寛生(藤枝東高校)

平素よりお世話になっております。
また、新型コロナウイルスに対してご尽力されている、医療従事者をはじめとした関係者皆様に、深く感謝申し上げます。

今回部員ブログを担当させていただく、法学部法律学科4年の岩田と申します。
時が経つのは本当に早いもので、最後の部員ブログとなってしまいました。

とある講演者は、「誰しもが己の属する組織を強くしたいと思うことは必然である。」と言った。
しかし、全ての人が組織を強くしようと思っているわけではないと思う。その組織が好きでなければ、思い入れがなければ強くしたいと思わないだろう。
つまり、強い組織になるには全員がその組織が好きであること、強くしたいと思うことが絶対条件だと考える。
その思いが長年受け継がれてきた組織が私の明治大学体育会サッカー部だ。

様々な立場で各々が全力を尽くすことが、明治大学体育会サッカー部のあるべき姿であり、それが当たり前の集団なのである。
その姿勢を身をもって体現する先輩方のおかげで、強い組織たる所以がこうやって受け継がれてきた。
先輩方から代々受け継がれる紫紺のDNA。それに新たな色を添えて繋いでいく。自分のDNAを後輩達に植え付ける。熱い想いを持って、この組織をより強く、より良くしていく。
それは簡単なことではないと4年になって気がついた。それと向き合い、悩み、葛藤してくださった先輩方の想いものせて、繋いでいかなければならない。
良くも悪くも4年間で終わる大学生活。終わりのある大学生活の中で、所属した組織に対してどのように貢献できるか、存在意義を持てるか、爪痕を残せるかが非常に大切なことである。
試合に出場するためにもがき続けなければなにも残せない。しかし試合に出場するだけが全てでもない。それをいろいろな先輩方が証明してくださった。だからこそ私も証明しなければならない。組織への貢献するあらゆる方法を。間違っていないんだと。
明治という組織がNo.1だということを。

今までの私の人生は間違いなくサッカーであった。
それがあと一年で終わるかもしれないという恐怖と不安を力に変えて、全力で毎日を謳歌していた矢先、新型コロナウイルスによる活動自粛となった。
私だけでなく、節目を迎えようとしていた最終学年の人たちにとって、どこにもぶつけようのない辛い思いをしていることだろう。
だからこそ悔いのないように置かれた立場で自分の役割を全うする。今まで明治で学んだことを集結させ、整理して、再会の時をまだかまだかと待つ。

翔び上がる準備はできているか。さあ、いくぞ!!!


次の4年生担当は、副主将の小柏剛です。昨年は同部屋で1年間過ごし、真面目な話もふざけた話もよくする仲です。副主将となり、より核心のついた重みのある発言をしてくれるので、非常に信頼しています。
誰もを魅了する異次元のスピードにもご注目ください!
是非次回もご覧ください!


拙い文章ですが、最後までご覧いただきありがとうございます。
先の見えない不安な日々が続いておりますが、私たちは日々の準備を怠らず、応援頂ける皆様にスポーツの力で
元気を届けられるよう日々全力で精進して参ります。
引き続き明治大学体育会サッカー部への温かいご支援のほど、宜しくお願い致します。



【過去の部員ブログ】

「サクラマスに俺はなる。」1年 岩田寛生
「Continue」2年 岩田寛生
「当たり前」 3年 岩田寛生



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