2020年5月5日火曜日
「掴み取るべし」 2年 遠藤雅己
「掴み取るべし」
法学部 2年 遠藤雅己 (桐蔭学園高校)
今回部員ブログを担当させていただく法学部法律学科二年の遠藤雅己です。
長文になりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
まずはじめに、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者の皆様、ありがとうございます。
私たちの日常を支える為にスーパーやコンビニで働いてくださる皆様ありがとうございます。
私たちを支えてくださる全ての方に心より感謝申し上げます。
終息までは長い長い道のりになると思いますが、1日でも早く収束することを心より願いつつこれからもサッカーという環境に身を置いて日々を過ごしていこうと思います。
現在、コロナウイルスによって外出の出来ない状況が続いています。明治大学体育会サッカー部も活動自粛をしており、それぞれが自宅での生活が中心となっています。
そんな環境の中、私は3月23日(月)から3月30日(月)まで扁桃腺切除の為、入院をしていました。その期間を含む現在まで、多くのことを感じ、学びました。その中でも強く感じたものを今回は書かせていただこうと思います。
是非ご一読下さい。
私は、今セカンドチームに身を置いている。そしてリハビリを行わなくてはならない状態である。
だからこそ出来ることもあるし、日々できることを追求していく。
「努力は陰で積み重ねろ」
これは父に幼い頃から言われてきたことだ。これは成長に欠かせない言葉だと思う。
あいつが練習している時、練習する。
あいつが遊んでいる時、練習する。
あいつがデートしている時、練習する。
あいつが寝ている時、練習する。
気付いたときにはあいつなんか相手にならない。きっとあいつは「運がいいだけだ」なんて妬むんだろう。そんな時私は、「運がよかったよ」なんて言ってやりながら練習へ向かう。
そんな人が頂点への道を歩むのだと考える。
さっきの文章にも出ていたが、
「運が良い」
という言葉はよく耳にすると思う。
たまたま良いことがあったように見える時、確率論が提唱されるもので当たりを獲得した時など、よく言われる言葉だと思う。
「Luck is what happens when preparation meets opportunity.」
「幸運とは、たゆまぬ努力が機会に恵まれた時に起こる」という意味の言葉だ。
この言葉はアメリカのアメリカンフットボール選手だった“ダレル・ロイヤル”という方の言葉である。
何かを成し遂げるまでの過程で準備を怠らない人は成功できるものだと、この言葉を知った時に感じた。
今の私には、「運」を裏付ける努力がもっとできると感じている。
努力に上限など無いし、どんなに成功している人間にも限界はない。驕りに浸って努力をやめたら何かを掴むことはできない。
ただ努力は辛いし、諦めたくなることもある。やめてしまえば楽だと甘えそうになることもある。どんな人もそんな自分の中の邪魔者と毎日戦い続けていると思う。
その邪魔者がいるから努力に意味がある。
そいつを乗り越えれば
また違う邪魔者が出てくる。
そいつらを乗り越え続けるから
人は成長する。
だから人は努力する。
そこで努力を諦めるやつには、
邪魔してくるやつ、笑ってくるやつには、見れない景色があることが、
いつか自分がそこで努力を続けたことの
意味が、意義が、理解できる。
そういう風に思う。
これこそ「運を掴み取る」、「運を裏付ける」ものなのだ。
私はそんな人間になりたい。
最後になりますが、日頃から明治大学体育会サッカー部に関わる全ての皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。そして、これからも明治大学体育会サッカーを応援してくださるようよろしくお願いします。
次の2年の学生ブログは横浜Fマリノスユース出身の木村卓斗です。普段は真面目でいてお茶目な一面もある彼ですが、サッカーでは推進力のあるドリブルと力強い守備が魅力です。次の部員ブログも是非ご覧ください。よろしくお願い致します。
長い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
【過去の記事】
「原石を磨け」 1年 遠藤雅己
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