2020年5月19日火曜日
「新しい自分に出会い続ける」 2年 木村卓斗
「新しい自分に出会い続ける」
政治経済学部 2年 木村卓斗 (横浜FMユース出身)
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。政治経済学部2年の木村です。
まずはじめに、新型コロナウイルスの感染予防や治療にご尽力されている関係各所の方々に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
新型コロナウイルス禍により、明治大学体育会サッカー部は活動自粛期間に入り、各部員が自宅で過ごす日々を送っています。その為、自分のTRは勿論のこと、読書や家族との時間を大切にしたり、料理をしてみたりと、今だからこそ出来る生活を送っています。
そんな中、自分を客観的に分析するという時間も設け、大事にしています。入部してからこれまでの自分を振り返ろうと、プレーは勿論、サッカーに対する姿勢はどうだったか、徹底的に自分と向き合うようにしています。
4月23日に、テレビ朝日系のトーク番組「アメトーーク!」にて、『ありがとうノムさん芸人』という企画がありました。2月にお亡くなりになられた、日本プロ野球界で選手や監督など多岐にわたりご活躍された野村克也さんの数々の記録や名シーン、名言に触れながら別れを惜しむ放送でした。その中に、野村さんがヤクルトスワローズの監督時代に、小早川毅彦選手に「お前は器用な野球をしている」と言い、「不器用なりの野球がある」と伝えたというエピソードがありました。この言葉が今の自分にとって、とても響きました。自分の性格として、良くも悪くも1つのことに入り込み過ぎるところがあります。高みを目指したい、上手くなりたいとサッカーと向き合っています。しかし、思い通りに行かないと、そのことを考え過ぎて、「なんでこうなるんだ」「どう改善していけばいいのか」という思いにとらわれて、頭も体も硬くなる自分がいます。器用なタイプではない自分は、頑なに現状にこだわって、頭が持っていかれることがあります。
そんな時に大事になってくるのは、初心に戻ることだと思います。「何のためにサッカーをしているのか。どうして明治大学体育会サッカー部に入部したのか。そして自分は何を目指しているのか。」そのことを常に頭から離さない、ブレない強い人間になる必要があります。「きょうという日を、目標に向かって、全力で過ごせた。」そう安心して一日を終える毎日を過ごすことが、何より大事だと思っています。
明治大学体育会サッカー部は、一流の社会人(プロサッカー選手)に近づける環境がどこよりも整っています。活動再開後も、徹底的に自分と向き合い、新しい自分と出会い続けます。誰よりもサッカー脳を働かせて、サッカーに打ち込める喜びを噛み締めながら、泥臭く必死こいて食らいついて、全力で何かを掴んでいく、そんな日々を送り続けます。
次の2年の学生ブログは、日本大学藤沢高校出身の櫻井風我です。小学生の頃から切磋琢磨してきました。足が速く、推進力のあるプレーが魅力の選手です。普段の彼は独特な視点を持っているので、面白いブログを書くはずです。
次の部員ブログも是非ご覧ください。よろしくお願い致します。
長い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
【過去の記事】
「感謝」 1年 木村卓斗
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