2020年8月28日金曜日

「考える力」 1年 田中克幸


「考える力」
商学部 1年 田中克幸(帝京長岡高等学校)

こんにちは。
今回、部員ブログを担当させて頂きます。商学部商学科1年の田中克幸です。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療従事者を始めとする私たちの生活を支えてくださっている方々に深く御礼申し上げます。

時が経つのは早いもので、明治大学体育会サッカー部に入部して半年が経ちました。この半年間で感じたことを私なりに書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸いです。


明治大学体育会サッカー部に入部し、日々過ごす中でつくづく思うことがある。それは「考える力」が私には全然足りないということだ。

明治大学体育会サッカー部に入部し半年が経った今、これまでサッカーで過ごした時間の中で間違いなく一番厳しく成長できる時間を過ごしている。そのような環境の中で上手くいくことよりは上手くいかないことの方が多い。それはピッチ内外どちらにおいても言えることだ。
そこで何をしなければいけないのか、何をするべきなのか、なぜ上手くいかないのか、どうすれば上手くいくのかをひとつひとつ深く考え、次に繋げなければならない。上手くいかない時に何がダメなのかを考えることは誰もがすることだと思うが、上手くいく時こそなぜ上手くいっているのかを考えられる人こそ一流と言われるのではないか。そう考えていくと今のままでは一分一秒無駄にできない。そして最終的な目標を実現させるためには「考える力」をより身につけなければならない。こうして日々考えさせられることばかりの環境にいる私は本当に幸せ者であると実感している。それと同時にこの環境を作り上げてくださっている明治大学体育会サッカー部に関わる全ての方々に感謝。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

次回の1年生の部員ブログ担当は、東福岡高校出身の丸山海大です。
闘志溢れる守備でいつもゴールを死守し、ヘディングの強さも魅力の選手です。
きっと九州男児として熱い想いをブログに書いてくれることでしょう。
是非、次回もご覧下さい。

2020年8月25日火曜日

「チャンスの神様は前髪しかない」2年 徳永敦優



「チャンスの神様は前髪しかない」

商学部 2年 徳永敦優 (ルーテル学院高等学校)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。
商学部商学科2年の徳永敦優です。


初めに、新型コロナウイルスの感染予防にご尽力いただいてる方々、私たちの生活を支えてくださっている方々に深く御礼申し上げます。


「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉をご存知でしょうか。
   この言葉は私の高校時代の3年間の担任の先生に常日頃から言われていた言葉です。

   「チャンスの神様は前髪にしかない」という言葉の意味を説明すると、チャンスの神様が自分に向かって近づいてきます。その神様の前髪をグッと掴むことでチャンスを掴むことができるが神様が通り過ぎて後ろ髪を掴もうとしても掴むことができないという意味です。分かりやすく言い換えるとチャンスはすぐに捉えなければ後から捉えようと思っても捉えることはできないという意味です。
   「もう少し後でもいいかな」、「この後に今回よりも大きなチャンスがやってくるかも」、「このチャンス失敗してしまうかもしれない」などと思ってしまいチャンスを逃した経験が皆さんもあると思います。私自身そのような経験を何度も経験したことがあり、その度に後悔をしてしまいます。
 そのチャンスを掴むためには全て事前の準備にあると思います。常日頃からいつくるか分からないチャンスを掴むための準備をし、もしチャンスが来たときに自身を持って掴みにいく。この準備を根気強くし続ける人間こそが成功すると思います。

   私自身、ここぞというチャンスを掴めないことがあります。その時はいつも準備が不十分なときで、どこかに隙があったり、油断や慢心があったときでした。
   準備を怠りチャンスを掴めずに後悔することはしたくないですし、これほど勿体無いことはありません。これから先どのタイミングでチャンスがやってくるかは分かりませんが、常日頃からこの準備でいいのか、今の自分で本当に大丈夫なのかと考え、必ずチャンスを掴めるような準備を日々追求していきます。

大学生活も残り半分になろうとしていて、来年には上級生になり、チームを引っ張る存在にならなければなりません。少しでも早く上級生としての自覚と責任を持ち、チームに欠かせない存在へ成長していきます。


拙い文章でしたが最後まで読んで頂きありがとうございます。更に強くて応援されるよう頑張りますので、今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。


次の2年生の部員ブログ担当は、サガン鳥栖U-18出身の林幸多郎です。
ピッチ内外どちらもクレバーで、体力が無限にあるのか!と言わんばかりのハードワークが魅力の選手です。
素晴らしい部員ブログを書いてくれることでしょう。次回の部員ブログもご覧下さい。

【過去の記事】

「当たり前」 1年 徳永敦優

2020年8月21日金曜日

「今を集中する」3年 加藤蓮



「今を集中する」
経営学部 3年 加藤蓮(北海道コンサドーレ札幌U-18)



今回、部員ブログを担当させていただきます。
経営学部公共経営学科3年の加藤蓮です。

初めに、現在も新型コロナウイルスの影響により最前線でご尽力いただいている医療従事者の皆様、関係者の皆様に深く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

明治大学体育会サッカー部に入部してから今まで積み重ねてきた事をもとに、3学年になり、自分が今感じている事を書きたいと思います。

自分のポジションであるサイドバックは、攻守において試合の勝敗を左右する重大なポジションだと思っている。その分大事な場面でのパスミス、守備ではクロスを上げられ、失点に直結してしまう事など、チームの敗戦などに繋がるとどうしても気持ちが晴れない。前まではそう考えていたが、最近自分はこのように思う。

「過去を追っても意味がない。目先のことや今を集中しよう」

自分の思うようなプレーが出来なかった過去、負けてしまった過去などを思い出しても意味がない。過去は過去だ。今自分がしなければいけない事は、とにかく過去を忘れて、切り替えて明日どんなトレーニングをするか考えること。
上手く行かなかった時はその場、その日のうちに反省し考え、切り替えること。
自分の不遇であったかもしれない過去であってもポジティブな事を見出していく事で、「今に集中すること」が出来ると思う。
自分の不遇を悔いるのではなく、何かの失敗を悔やむでもなく、
何事も前向きに捉えることが出来れば、考え方や見えてくる景色が違ってくる。

プロサッカー選手になる為にはもっと走らなければいけないし、もっと筋力トレーニングをやらなければいけない。一つ一つのプレーの精度を上げていかなければいけないし、守備では絶対に抜かれないようにしなければならない。
何か目標があるなら、願うよりも先に今しなければいけない事がたくさんある。だから自分は「目先のこと、今を集中して取り組もう」と感じた。
今やれる最大限の努力をしていれば、そもそも後悔なんかする必要がないはずだ。
これはサッカーだけではなく仕事なども同じだと思う。1週間本気で努力したと自負するのであれば、過去に立ち返ったとしても同じ行動、選択をすると思う。今ある力を出し尽くした結果ならば、100%の出来でなくても悔いはないと思う。

明治のサイドバックは攻守において他大学とは比べ物にならないぐらいレベルが高く、求められるものが高いと思う。自分自身、もっと必死に考えて、努力し行動に移していかなければいけないと思っている。その為には今をどれだけ集中して、目先のことにどれだけフォーカスできるかが自分の成長に繋がってくると思う。今以上の意識でチームの勝利のために貪欲に取り組んで行こうと思う。

拙い文章でしたが最後までご一読いただき、ありがとうございました。今後とも明治大学体育会サッカー部の応援を宜しくお願い致します。

次の3年生部員ブログ担当は、東海大相模高校出身の小林春稀です。
独特なリズムとボールタッチで相手を切り裂くアタッカーです!
今後の力強い決意を述べてくれることでしょう!

2020年8月18日火曜日

「明治の男なら」 4年 住永翔




「明治の男なら」 
政治経済学部 4年 住永翔 (青森山田高校)



今回部員ブログを担当致します、明治大学体育会サッカー部4年 副主将の住永翔です。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療従事者を始めとする私たちの生活を支えて下さっている多くの方々に深く御礼申し上げます。

私は明治大学体育会サッカー部で学び、感じてきたことを書きたいと思います。是非、読んでいただけると嬉しいです。


明治大学に入学してこの4年間で成長したこと、感じたことは山ほどあります。サッカー面の成長はもちろんですが、学ぶ力、考える力、気付く力、行動する力、本質を見抜く力…その他にも様々な力が身につきます。というより、身につかないとおかしいです。なぜならば、寮という集団生活の中で下級生の頃は部活内の仕事があり、監督やコーチ、先輩たちに迷惑をかけないようにするだけではなく、チームがより円滑に動くように働く必要があったからです。荷物管理や、スケジュールの連絡、練習の準備などその他にも様々な活動内容があります。同学年で毎日ミーティングを重ね、次の日にどんなことが起こりうるのか、もしもイレギュラーが起こったときにどのような対応をすれば良いのかなど様々なことを考え、確認と共有を怠りません。このような下級生の頃の厳しく、そして今思えば幸せな時間はもう来ないかもしれません。先輩やスタッフの方々に迷惑をかけてたくさん怒られました。愛のある指導のおかげで部活内の仕事の大切さ、人としてあるべき姿を教えていただいたことにより今の私たちがあると思います。上級生になると下級生の頃の土台づくりの大切さをしみじみと感じます。なので今の後輩たちには、ただ仕事をやらされているというのではなく、なぜ下級生の時に仕事をやっておく必要があるのかを今一度考えて取り組んでもらいたいと思います。沢山のことをサッカーから私生活から失敗から成功から学び続けてほしいと思います。

・礼節を重んじる
・思いやりと謙虚さを持つ
・フォー・ザ・チーム

上記の明治大学体育会サッカー部スローガンを全員が心から理解し、この難しい1年間を部員、スタッフ、関係者の方々全員の力で勝ち進んでいく必要があります。そのためにも、私たち選手は日々のトレーニングからもっともっと激しく、厳しく、質と精度、強度にこだわる必要があると思います。4年生の背中を存分に見て下級生にはもっともっと成長してもらいたいと思っています。

改めてですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で関東大学サッカーリーグの開幕が遅れてしまったり、総理大臣杯が中止になってしまいましたが、この社会状況の中でも関東大学サッカーリーグ戦を開催するにあたり多大なご尽力される流通経済大学様や学連の皆様、その他関係者の方々には深く感謝申し上げます。
私を含め大学4年生にとっては、この関東大学サッカーリーグ戦で自分をアピールしプロの世界への切符を手に入れたいと思っている人が沢山いると思います。
私も不安や葛藤の中で毎日を過ごしています。
この与えてくださる当たり前ではない素晴らしい場に感謝をしチャンスを掴み取み取れるよう、日々精進していきます。紫紺のユニフォームを着る責任をピッチで表現したいと思います。
そして、明治大学体育会サッカー部が今後も大学サッカーの象徴になれるように、結果、立ち振る舞い等を含めて細部にこだわり今後もチーム、個人が成長していきたいと思います。
明治の男なら気持ちを見せろ、恐れることはないさあ行こうぜ。

次の4年生担当は明治の2番、常本佳吾です!!
身体能力の高さと生まれ持ったサッカーセンスで幾度となく明治に勝利を与えてくれています!なんと言っても彼のオーバーラップからのクロスと素早い予測からの壮大なカバーリングには注目です!
是非次回もご覧下さい!!

まとまりのない文章ですが、最後までご覧いただきありがとうございます。まだまだ新型コロナウイルス感染拡大の影響は続いておりますが、スポーツが持つ素晴らしい力で元気や勇気を届けられるよう日々精進して参りますので、引き続き、明治大学体育会サッカー部への温かいご支援のほど、よろしくお願い致します。



【過去の記事】
「心技体」 1年 住永翔
「大学生というもの」 2年 住永 翔
「夢と現実の狭間で、冷静と情熱の間で」 3年 住永翔

2020年8月14日金曜日

「気づき」 1年 佐藤文太


「気づき」
商学部 1年 佐藤文太(仙台育英学園高等学校)

こんにちは。
今回、部員ブログを担当させて頂きます。商学部商学科1年の佐藤文太です。

初めに、現在も新型コロナウイルスの影響によりご尽力いただいている医療従事者の皆様、関係者の皆様に深く御礼申し上げます。

新型コロナウイルスの影響により活動自粛期間がありましたが、私が明治大学体育会サッカー部に入部してから半年が過ぎました。この半年間で感じたことを少しですが、お伝えしたいと思います。
拙い文章ですが、最後までお読みいただければ幸いです。

明治大学体育会サッカー部の強さの秘訣は守備に全てが詰まっています。
毎日のトレーニングでは、数的不利の場面を多く作ることで「守備」にフォーカスしたトレーニングが多く行われています。また、1vs1、3vs3などを行い個人の強さも追求しています。
明治大学の守備を追求していく上で先輩方や指導者方の「気づく」能力の高さにいつも刺激を受けています。この「気づき」に明治の強さが詰まっていると思います。チームスポーツであるサッカーでは、仲間を気づかせる言葉やプレーは多ければ多いほどチームのズレや方向性はまとまり、強いチームに仕上がっていくと思います。さらに、練習の中で多くの気づきがあることで練習の質が向上し、個人のレベルアップにもつながります。実際に練習では、プレーしている選手以外の選手でも気づいたことを言葉にし、練習の質、強度を向上させています。私はGKをやっており、一番フィールドを見渡せるポジションです。したがって、チームで誰よりも気づける選手でなければなりません。しかし、今の私は自分のプレーに精一杯なことが多く、仲間を気づかせるコーチングやプレーが多くありません。私が仲間を気づかせるプレーよりも仲間から私が気づかされることが多くあり、いつも私の力不足を痛感させられます。

幸いにも私は素晴らしい先輩方や仲間に恵まれ、この半年間で多くの「気づき」をすることができました。それはサッカーからだけでなく、私生活から得ることも多くありました。今はまだ先輩方から学ぶことが多いかもしれませんが、自分の成長のため、チームの成長のために日々追求を続けていきたいと思います。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

次回の1年生の部員ブログ担当は帝京長岡高校出身の田中克幸です。素晴らしいボールタッチと正確無比なキックが武器の選手です!ぜひ次回もご覧ください!

2020年8月11日火曜日

「こだわるということ」 2年 高橋祥太郎



「こだわるということ」
経営学部 2年 高橋祥太郎(中京大中京高校)


こんにちは。
今回、部員ブログを担当させて頂きます。経営学部2年の髙橋祥太郎です。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療従事者を始めとする私たちの生活を支えてくださっている方々に深く御礼申し上げます。

私が明治大学体育会サッカー部に入部して、早くも1年が経過しました。
今回は私が入部してから感じてきたことを書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸いです。

私は、この明治大学体育会サッカー部の部員として活動してきて、常々実感していることがあります。
それは「こだわる」ということの奥深さについてです。

明治大学体育会サッカー部に所属していると、至る所でこの「こだわる」という言葉を耳にします。シュートで、パスで、クロスで私たちは「こだわれ」と言い、又言われます。しかしながらこの「こだわる」というのは口で言うほど簡単なものではありません。それは「こだわる」という言葉を突き詰めれば突き詰めるほど難しいものだと私は思います。
例えば、クロスを失敗した時にかけられる「こだわれ」とは単に精度を上げろと言う意味ではありません。もちろんそういった意味も含みますが、この「こだわれ」とは精度だけではなくクロスのボールが描く軌道、回転、スピードなど細部にまでこだわる、もっといえばイメージ、狙いを持てと言う意味なのです。同じ位置に来るボールでもスピードや軌道により状況は一変します。「こだわれ」とは、狙ったところにボールが行き、点が入ったからOKではなく、どのようなボールを出すか、細部にまでこだわった狙いを持ってプレイをしろと言う意味なのです。

「こだわる」というのはすべての場面に当てはまります。走るフォーム、止まり方、足運びに姿勢、果ては普段の言葉遣いにまで「こだわる」。詰まる所こだわって生きる、自分の一挙手一投足にまで注意を払うということなのだと思います。自分の行動について注意を払えば、より深く考え、責任ある行動に繋がります。これが、明治大学体育会サッカー部が強くあり続けられる理由なのだと思います。

「こだわる」ということは難しいです。少し気を抜けば人は考えることを辞めてしまうのだと思います。私自身こだわり切れていないということが多々あります。
私は自身を積み重ねが得意な人間だと思っていました。トレーニングも生活もいつまでも実直に行い続けるのが自分の長所だと考えていました。しかし、実はそれはただこなしているだけだったのだと思います。自分は練習の中で本数や回数にとらわれ、「こなす」ことになっていました。「こだわる」とは常に考えるということです。「こなす」とは対極に位置します。私は自分の生活を習慣化することで「こだわり」、考えることが薄れてしまっていました。現在、私は「こだわる」ということを徹底し、今までの習慣化してしまっていた「こなす」を徹底的に見つめ直しています。
この「こだわり」の先に明治のTOPが存在するのだと信じ、これからの活動も続けて行きたいと思います。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

次回の2年生の部員ブログ担当は、ルーテル学院高校出身のレフティー、徳永敦優です。
左足からの放たれる正確なロングボールが武器の選手です。
きっと九州男児の熱いブログを書いてくれることでしょう。
是非、次回もご覧ください。

【過去の記事】

「日々の進化」 1年 高橋祥太郎

2020年8月7日金曜日

「自分にできること」3年 後藤大輔


「自分にできること」
商学部3年 後藤大輔



こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。商学部商学科3年マネージャー兼学連の後藤大輔です。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療従事者を始めとする私たちの生活を支えてくださっている方々に深く御礼申し上げます。

少し前の話になってしまいますが、今回私は去年のインカレでの出来事について書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸いです。

私は学連で大会統括としてインカレの準備を行なっていたため、約2ヶ月間ほど学連の活動を優先させていただいていた時期がありました。
5冠がかかったとても大事な大会直前に週に1回しか練習に出ることができず、チームに対して何も力になれない自分にもどかしさを感じていました。
結果としては見事優勝することができ、5冠を達成することができました。駒場スタジアムで明治の校歌を歌った時、この2ヶ月間の努力が報われたような気がして自然と涙が溢れてきたのを鮮明に覚えています。恥ずかしながら私は歌い終わっても号泣し続けており、そんな私を見た4年生の先輩がこう言葉をかけてくれました。

「大輔が頑張ってくれてたことはみんな分かってたよ。本当にありがとう。」

この言葉をかけられた時、改めて明治大学体育会サッカー部に所属することができて良かったと心の底から感じることができました。
どれだけ学連の活動を頑張っても明治に直接的な貢献をすることはできないと悩んでいた時期もありましたが、自分の頑張りが多少なりとも選手に良い影響を与えられていると実感することができました。

自分のやってきたことに間違いはなかったです。立場は違えど、やるべきことを全うすることが明治大学体育会サッカー部の部員の本質であるということを再認識することができました。


私は今年度学連で副幹事長を務めています。シーズンが始まったばかりですが、学連での仕事が忙しくなり、昨年同様に選手のために直接的な貢献ができないと予想されます。しかし、選手達は不安定な状況の中でも、毎日の練習で昨日の自分を超えようと闘い続けています。彼らのもがきながら自分と闘う姿に私は刺激をもらい、自分のやるべきことを全うしていきます。その結果、シーズンが終了する時に、昨年以上に選手に想いが届けられればと思います。

元日に新国立競技場で紫紺のユニフォームが輝く日を夢見て。

これからも明治のために精進していきます。


これからも明治大学体育会サッカー部へのご声援の程、宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


次の3年生部員ブログ担当は、コンサドーレ札幌U18出身の加藤蓮です。
対人の強さと正確な左足のクロスが特徴の道産子です!
今後の力強い決意を述べてくれることでしょう!リーグ戦の出場にもご期待ください!!
是非、次回もご覧ください!


【過去の記事】

2020年8月5日水曜日

「明治の漢」 4年 佐藤凌我




「明治の漢」 
政治経済学部 4年 佐藤凌我(東福岡高校)



こんにちは。今回、部員ブログを担当させて頂きます。政治経済学部4年の佐藤凌我です。

まず初めに、新型コロナウイルス拡大に伴い、最前線で対処されている医療従事者の皆様、又、関東大学サッカーリーグ開催につきましてご尽力賜りました関係者の皆様に深く御礼申し上げます。


さて、時が経つのは早いもので入部してから3年半の月日が経ち最後の部員ブログを書くことになった。初々しい気持ちで想いを記した1年目。先輩やスタッフからの教訓を綴った2年目。サッカーに対する決意を語った3年目。そして、最上級生となった今年。何を書こうか、後輩達に何を残そうか考えた結果、明治の漢とは何かという事について自身にもフォーカスしながら書きたいと思う。

1つ、明治の漢とは日々全力で生き日々成長する漢の事である。何事にも手を抜かず全力で取り組めるか、日常に転がっている成長する為に必要な事を掴む事ができるか。日々120%の力を出し切っている人にしか掴めないものがある。1人1人が現状に一切の満足を許さず、成長に対する貪欲な思いを持つ事こそ明治の強さの秘訣であると思う。

2つ、明治の漢とはどんな立場でも自分の役割を全うする漢の事である。これは選手自身、ミーティングの度に口煩く話している。スタメン、サブ、応援、運営、補助学と試合によってそれぞれ役割は違う。勿論、全員が公式戦でスタメンとして出場する為に日々最善の準備をする。しかし、それが叶わなかった時でも、自分が与えられた立場で明治の為に全力を尽くす。それがチームの勝利に必ず繋がると信じているから。この取り組みがあるからこそピッチで選手が躍動できるのだと思う。

3つ、明治の漢とは指先が常に自分に向いている漢の事である。どんなことも絶対に人のせいにせず、自分に指先を向ける事ができるか。少しでも人のせいにした時点でその人に成長はない。人のせいにするという行為自体、慢心にすぎない。謙虚にひたむきに実直に。常に最善、最高を探し求めて、指先を自分に向けれる漢こそ一歩一歩成長していくのだと思う。

4つ、明治の漢とは感謝の気持ちを忘れず表現できる漢の事である。感謝の気持ち。言葉では簡単に言えるがこれが難しい。感謝しても感謝しても足りない程、私達は多くの人に支えられているから。遠方から支えてくれる両親や友人、OBの方々。そして朝6時練の時には選手より早く起きてグラウンドに駆けつけてくれるスタッフ、マネージャー。選手と本気で向き合ってくれる監督。これだけの人に支えられているのだから一瞬たりとも手なんか抜けない。感謝の気持ちを表現できるのは1つのプレーであり、結果であるから。

5つ、明治の漢とはどんな時もチームの為に尽くせる漢の事である。自らの一挙手一投足がチームの為になっているか。仲間、チームが苦しい時に自らを犠牲にしてそれらの為に尽くせるか。サッカーでいえば、チームの為に走り、チームの為に体を張る。自分の事は二の次でチームの為に犠牲心を持ち、死力を尽くせる集団こそ明治であると思う。

最後に、明治の漢とは明治の事が大好きな漢の事である。強いチームとは全員、自チームが大好きである事が大前提ではないだろうか。これは社会に出ても同様で社員が自らの会社の事が大好きで仕事に対して誇りを持っている会社程、魅力的な事はない。私自身、4年間明治で過ごし、苦しい事、辛い事は数えきれない程あったが、これ程に一選手として、又、一人間として成長できる環境は他には無いと誇りを持って言える。明治の事が大好きで明治に恩返しをしたい。今はその一心である。

ここまで6つの明治の漢について書いてきたが、自分自身まだまだ理想には達していない。今年はコロナウイルスの影響で当たり前の生活が出来なくなり、今まで自分たちがどれだけ恵まれていたかを再認識させられた。仲間と毎日全力でサッカーができる。こんなに幸せな事はない。この気持ちを忘れず、残り半年となった大学生活でより一層明治を極め、生涯誇れる4年間にしたいと思う。そして日々全力、日々成長を胸に一人前の明治の漢になれるよう励み、明治大学体育会サッカー部という素晴らしく、誇れる組織に少しでも恩返しをしていきたい。

拙い文章でしたが最後までご一読いただき、ありがとうございました。今年も見ている人の心を動かす事が出来るようなサッカーをしていきたいと思いますので、今後とも明治大学体育会サッカー部の応援を宜しくお願い致します。


次回の4年生部員ブログ担当は、青森山田高校出身、副主将の住永翔です。私と学部学科クラスが同じで大学生活のほとんどを共にしてきました。彼の実家から毎年夏に送られてくるメロンが絶品で部員からも大人気です。サッカーでは長短のパスと優れたゲームメイク能力にご注目下さい!
是非、次回もご覧ください!



【過去の記事】
「No soccer,No life」 1年 佐藤凌我
「運」 2年 佐藤凌我
「FW」 3年 佐藤凌我