「序~視野と判断力と機動力と~」
法学部法律学科1年 江口雄翔(桐朋高校)
こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます、法学部法律学科1年 マネージャーの江口雄翔です。
まず初めに、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、最前線で対応して下さっている医療従事者やその関係者をはじめとする、私たちの日々の生活を支えて下さっている皆様、そして、大学サッカー開催に際してご尽力して頂いている皆様に心から感謝申し上げます。
さて、私の1年次の部員ブログでは、今現在、私が考える、マネージャーに必要なことについて書いていこうと思う。私はマネージャーとしても、人間としても、まだまだ力不足で、未熟である。だからこそ、この場をお借りして、マネージャーに必要であることを文章化することを通じて、それを自分に落とし込みたいと思い、このテーマで部員ブログを書こうと考えた。
しかし、部の一員であることを自覚すること、自分の行動に対して責任を持つことなど、マネージャーに必要なことはたくさんあるため、その全てを文章化することは不可能に近い。
今回は私が考える、マネージャー実務を行う上で、最も必要とされることに照準を合わせて記していきたい。
少し長くなっていますが、最後まで読んでくださると、嬉しいです。
私が考える、マネージャー実務を行う上で、最も必要とされることは、
「広い視野をもって得た情報や今までの経験をもとに、素早く正確に物事を判断し、そのことを、機動力をもって行動に移すこと」
である。このことはマネージャー業務をする上で、全てのベースになるものであると考える。このことには、3つのポイントがある。
1つ目のポイントは、広い視野を持つことだ。広い視野をもって、誰が何をしているのか、何が起きているのかなどの様々な情報を一つでも多く得ることが必要である。
2つ目のポイントは、判断力だ。広い視野をもって得た情報やこれまでの経験をもとに、事象に対して、思考し、判断を下していくことが必要である。
3つ目のポイントは、機動力だ。機動力とは何か。ここで言う私が考える機動力とは、「判断→行動(実行)」の「→」の部分である。この部分に注目する人はあまり多くないのではないかと私は考える。しかし、思いの外、この部分は大事である。判断するだけではいけない。判断しただけでは、ただの自己満足である。判断しただけでは自分の内部の出来事に過ぎないのだ。判断したことを素早く行動に移す(「→」の部分)、その機動力が必要である。
なぜ、このことが必要なのか。それは、マネージャーは毎回、様々な状況、分岐点に直面するからだ。ボトルの水が不足した、選手が怪我をしたなどの様々な状況、分岐点に置かれたときに、迷っている暇はない。選手を支えるために、部を支えるために、どのような状況に置かれても、「広い視野をもって得た情報や今までの経験をもとに、素早く正確に物事を判断し、そのことを、機動力をもって行動に移すこと」が必要である。
ここまで、私が考える、マネージャー実務を行う上で、最も必要とされることについて記してきた。ただ、よく考えてみると、このことはマネージャーだけに必要なことではない。人間にとって必要なことではないのか。マネージャーと同様、人間は生きていく上で、たくさんの分岐点に直面する。その分岐点の大小に関わらず、人間は分岐点で判断し、行動しなければならない。逃げることはできないのだ。それゆえ、「広い視野をもって得た情報や今までの経験をもとに、素早く正確に物事を判断し、そのことを、機動力をもって行動に移すこと」は人間にとって、必要なことであると言うことができるだろう。
以上、私が考える、マネージャー実務を行う上で、最も必要とされること、そして、人間にとって必要なことについて記してきた。
冒頭でも同じようなことを記したが、私はマネージャーとしても、人間としても、まだまだ力不足で、未熟である。まずはここに記したことである、「広い視野をもって得た情報や今までの経験をもとに、素早く正確に物事を判断し、そのことを、機動力をもって行動に移すこと」を意識して、これからの活動に臨んでいきたい。きっと、この意識は自分の成長に繋がり、チームにとって、プラスになるはずだ。
マネージャーとして、そして、人間として成長できるように、これから4年間、一つ一つのことに向き合っていきたい。
次回の1年生部員ブログの担当は、成立学園高校出身の山部ちひろです。私と同じ1年生マネージャーです。彼女はきっと、この部員ブログに現在感じていることを素直に綴ってくれるだろうと思います。次回の部員ブログも是非、ご覧ください。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。
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