2020年9月30日水曜日

「成長と献身」 4年 蓮川壮大

 



「成長と献身」 政治経済学部経済学科 4年 蓮川壮大(FC東京U-18)


こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます政治経済学部経済学科4年の蓮川です。


まず、新型コロナウイルス感染症に対して最前線で対処してくださっている医療従事者を始めとする関係者の方々に深く感謝申し上げます。


最後の部員ブログ。

思い付くままに書かせていただきますが、よろしくお願いします。


私は、学び、考え、理解し、それを自分に完全に落とし込むことで人は成長するのではないかと考えています。自分に無かったものを新たに得たり、今まであったものへ何かを積み重ねたり、時には自分の思考そのものや考え方の「癖」を修正しなければいけないこともある。また、「自分が成長を実感できているか」ということも重要で、目先(短期)、中期、長期の目標を明確にすることで、その実感も得やすくなる。実感=自信は、更なる成長にも繋がると考えています。


私がこの明治大学体育会サッカー部から学び、今、最も大切にしているものは何か。


それは、先に述べた成長環境と「献身」です。


明治の為、仲間の為、指導してくれるスタッフの為、応援してくださる方々の為、家族の為。何かの為に発揮されるパワーは、計り知れないものがある。自分の為だけに何かをする何倍、何十倍もの力が湧いてくる。


昨年のインカレ決勝。後半に足を吊りかけ伸ばしていた時、ベンチにいる4年生から、「壮大頑張れ!ここからだぞ!」と声が掛かる。色々な感情が込み上げ、試合中に涙が溢れた。気が付けば全力で走り最後までプレーをしていた。今でも忘れられない光景の一つでした。


献身というものは、必然ではありません。では、どうしたら生まれるのか。それは、その組織を本気で愛しているかどうか。シンプルにそれに尽きると考えています。


私は明治大学体育会サッカー部の為なら何でもやってやる。


昨年の結果は過去のこと。今年の明治は強くはない。甘さもあれば、隙もある。ここ最近の戦績では、勝ちの方が少ない。


ただ、胸を張って言えることは、明治は様々なこだわりをピッチ内外共に追求している組織であること。そして、明治大学に所属する全部員それぞれが、誰にも負けない武器を持っているということ。


来週から後期のリーグ戦が始まる。

いつも八幡山寮の食堂のテレビで試合を見ていた選手達も試合会場に来てくれる。

そんな選手達、下級生に「明治」を体現したいと思う。


楽な試合など1試合もない。チャレンジャーの気持ちで相手に全力で向かっていく。1試合1試合積み上げる。

その先に、リーグ戦優勝とインカレ優勝が待っている。


そして最後は、4年間私を厳しく、そして温かく指導してくださった栗田監督。

栗田監督がいなければ、私はプロサッカー選手には絶対になれなかった。

そんな栗田監督を必ず胴上げする。


残り4ヶ月、明治大学の部員として死ぬ気で戦い続けます。

応援をよろしくお願いいたします。



次回の4年生の部員ブログは鹿島アントラーズ内定の早川友基です。

絶対的な守護神で、シュートストップはもちろん、正確なロングキックも持ち合わせていて世代屈指のゴールキーパーです。

是非、次回の部員ブログも読んでみてください!


【過去の記事】

「自分ができること、役割を全うする」3年 蓮川壮大

「積み上げの継続と、歴史の継承」 2年 蓮川壮大

「家族の大切さ、兄の存在」1年 蓮川壮大



2020年9月25日金曜日

「積み重ね」 1年 村上陽介


「積み重ね」 

法学部1年 村上陽介(大宮アルディージャU-18)


今回部員ブログを担当致します。

法学部法律学科1年の村上陽介です。


明治大学体育会サッカー部に入部して半年が過ぎた。この期間は今まで生きてきた中で最も濃い時間であったと感じる。

ピッチ内においては、1つのパスの質や寄せる距離など、今まで自分が持っていた基準が大きく変わった。球際、切り替え、運動量を徹底して追求した練習によって自分に足りない部分がより明確になった。ディフェンダーとしてより速く、高く、強くなれるようトレーニングや食事などやるべきことは多くあり、自分自身が持つべき意識の基準もまた上げていかなければならない。


ピッチ外においては、物事を深く考えること、主体的に取り組むことの大切さを感じた。

この部には、心身共に成長できる環境があると思う。この半年で感じたことをピッチ内、ピッチ外で分けて書いたが、改めて2つのことは深く繋がっていると思う。

試合中苦しい時間帯や、劣勢の時など、サッカーの技術と同様に大切なのは犠牲心や仲間への想いであり、その時に問われるのは1人の人間としての力である。

日々起こることに一喜一憂することなく、謙虚でありながらも貪欲に毎日を『積み重ね』この部に貢献できる人間へと成長していきたい。


最後に、コロナ禍において、リーグ戦を運営してくださっている方々、感染拡大防止、治療にご尽力くださっている方々など、自分達を支えて下さっている方が多くおられる。

当たり前にある訳ではない日常に深く感謝し、全力でプレーすることで恩返しをしていきたい。


まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも明治大学体育会サッカー部への応援宜しくお願いします。


次回の1年生の部員ブログは、清水エスパルスユース出身の山崎稜介です。

ゴール前での動き出しと、シュートが持ち味のゴールハンターです。

今の熱い思いを書いてくれることでしょう。

是非、次回の部員ブログもご覧ください。

2020年9月22日火曜日

「準備と整理」2年 福田心之助


「準備と整理」

文学部2年 福田心之助 (北海道コンサドーレ札幌U-18)


今回部員ブログを担当致します。

文学部史学地理学科西洋史専攻2年の福田心之助です。


 まずはじめに、新型コロナウイルス感染症により多大な影響が出ている中、医療現場の最前線で対処を行っている医療従事者の皆様、また関係者の皆様、そして関東大学サッカーリーグ開催にあたって尽力頂いている全ての皆様に、心から感謝申し上げます。


 明治大学という組織に身を置いて約1年半が経ち明治大学体育会サッカー部とはどのような組織でどのような環境であるのかというのを認知しつつ、入部したての頃のついていくだけの生活ではなく、ここからは自分で考え行動に移していかなければならなくなっていくのである。20歳にもなり大人として生きていく年となった。そこで今の自分に大切なものはなにかと考えた時に1番に浮かんだことは「準備と整理」この2つの言葉であった。

 「準備と整理」言葉にするととても聞こえが良く簡単に誰でもできるようにように感じる。だが1つ1つ言葉の意味を理解していくととても難しく奥が深い作業である。準備とはあることをうまく行うために、前もって支度すること。整理とは乱れているものを揃え整えること。言葉としてはこのような意味がある。

 1つ目の準備を自分の日常に置き換えると、朝練習に寝坊しないための準備や練習が始まる前の準備など日常にはたくさんの準備がある。だがここで重要になってくることは、本当にその準備で良かったのかと立ち返ること。その毎回の準備に自分のできる最大限の準備ができたのかどうかが重要であると考えている。準備不足でプレーの質が落ちてしまった、準備不足で物事への反応が遅れてしまったなどと、このようなことは自分の中で起きてはいけない現象である。そのため準備というはとても大切な作業である。

そしてこの準備という作業をより正確に行うために必要なのは2つ目の整理である。整理するということはこれもまた準備と同じく日常に溢れている。自分の身の回りを整理する。人に言われたことを整理する。今のプレーについて整理する。このようにたくさんの整理がある。その中で1番重要視しているのは準備に対しての整理である。次になにが起こるかを予測してなにが必要なのかを整理し、準備に移す。この一連の流れをよりスピーディーにより正確に行うことで、心の余裕と安心感で予想外なことにも対応できる。そう自分の中では捉えている。これは日常やサッカー、全ての物事で大切な要素である。この言葉は両親から良く言われていた言葉であるが、これからの成長や目標を達成するにあたって常に「準備と整理」を自分の中の言葉として目標に向かっていく。


次回の部員ブログ2年生担当者は、大津高校出身の松原亘紀です。彼の左足から放たれるボールはいつも自分の足元にくるほど正確なキックを持つ彼の部員ブログを是非楽しみにしてください!

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。 これからも強い明治をお見せできるよう日々精進して参りますので、明治大学体育会サッカー部のご支援、応援をよろしくお願い致します。

【過去の記事】

「怯むな前へ」1年 福田心之助


2020年9月18日金曜日

「内と外。」3年 小長井崚真

「内と外。」 3年 小長井崚真(京華高等学校)

 こんにちは。 
今回、部員ブログを担当させて頂く商学部商学科3年の小長井崚真です。

 まずはじめに、新型コロナウイルス感染症により多大な影響が出ている中、医療現場の最前線で対処を行っている医療従事者の皆様、また関係者の皆様、そして関東大学サッカーリーグ開催にあたって尽力頂いている全ての皆様に、心から感謝申し上げます。

 この部員ブログで自分自身にとって3回目のブログとなる。今回は「内と外」というテーマで話を進めていきたい。 2年生の時の部員ブログで自分は「壁」の話をした。自分にとってその壁が厚ければ厚いほど、高ければ高いほど自分の成長度合いを伸ばすことが出来ると書いた。今思えば、結局この壁は自分の「内」にある基準の中で作っていたものなのだと感じる。

 例えば、自分の中ではとても頑張っていると思っていることが、外から見てみれば当たり前であったり頑張っていないように見える。 なぜこのような認識の差が生まれてしまうのか。それは自分が「内と外」というものを理解出来ていなかったからではないかと今では考えている。 この認識の差を埋めるには自分がより大げさに感情を表現したり表情に出したりして、それを相手に伝えることが手段の一つになる。だが、今の自分にとって最も足りないのは、自分の内ではない外の基準で物事を行ったり、考えたりすることなのだと感じる。もちろん、自分の中で自分がやっていることを認めることも重要である。だが、サッカーは自分の評価ではなく外から見てる人から評価をされるもの。それを考えれば必然と自分の中の基準ではなく、外から見てる人が求める基準に沿ったプレーや立ち振る舞い、努力をしなければ評価をされることはない。だからこそ、自分自身はよりその外の基準に近づいていかなければならない。

 サッカー部に入部して約2年間半が経ち、もう3年生も半ばを迎えている。今までのように自分の内側にあるものだけで考えたり、行動を起こしたりしていては何も成長出来ない。自分の殻をもっと突き破っていかないといけない。来年にはいよいよチームの最上級生としてこれまで自分が見てきた四年生のように振る舞ったり、その在り方を見せなければならない。それはこの明治大学体育会サッカー部においては義務であると感じている。そんな4年生になれるように、少しでも今から成長したい。 

 最後に、この学年に一人しかいない一般生としてこの部に何が出来るか、何を示すことが出来るか、何を残すことが出来るか。自分には、1年の時から今までその見本を示してくれた先輩たちが多くいる。そんな先輩たちの背中に少しでも追いつけるように、そして追い抜けるように、残された約1年間半を過ごしていきたい。 

 まだまだ新型コロナウイルスによって、今までの日常とはかけ離れた生活の日々を送っているが、その中でも出来ること一つ一つに目を向けて一歩ずつ前に進めるよう、もがいていきたい。 

 次回の部員ブログ3年生担当者は、名古屋グランパスU-18出身の杉浦文哉です。右足から正確に放たれるキックと相手を抜き去る華麗なドリブルが持ち味です!次回も是非ご覧下さい。

 拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。 これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。


【過去の記事】

2020年9月15日火曜日

「スポーツの持つ力」 4年 時里元樹

 



「スポーツの持つ力」 4年 時里元樹(浦和レッズユース)



こんばんは。

今回部員ブログを担当させていただきます商学部四年の時里元樹です。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止、治療にご尽力している方々に、深く御礼申し上げます。

私はスポーツが持つ大きな力について書かせていただきました。


「スポーツの持つ力」

 私はサッカーを通してスポーツの持つ力はとても大きなものだと感じたのでこの大きな力について書かせていただきます。
 
 スポーツには、観る人を元気にする力、笑顔にする力、勇気を与える力、そして様々な人を繋ぐ力があります。

選手がチームの為、応援してくれる人の為に全力でプレーしている姿や、目標に向かってチャレンジし続ける姿、最後まで諦めない姿など、スポーツの様々な場面で観ている人の心を動かし、感動を生むことができます。そして、この感動は様々な人の力となり、活力となります。

昨年行われた2020年ラグビーW杯で日本代表は海外の屈強な選手達に果敢に挑み、最後まで諦めず闘い抜き、史上初のベスト8という結果を残しました。この時、ラグビーを知らない人たちも一緒になって日本代表を応援したことだと思います。ラグビーというスポーツの力、また、国を背負って闘っている選手達の力は日本を1つにしました。

また、東日本大震災後に行われた復興支援の為のサッカーのチャリティーマッチでは、現役最年長の三浦知良選手がゴールを決めました。その時、観客席ではたくさんの方が泣きながら喜んでいました。そして、私自身もとても感動したことを覚えています。このゴールは日本中の方々に勇気を与え、また、被災された方たちにとても大きな活力と元気を与えたことでしょう

このようにスポーツにはたくさんの力があります。
私が所属する明治大学体育会サッカー部はこのようなスポーツの価値を発信することのできる部であり、私自身も観ている人の心を動かすことのできるプレーヤーであり、スポーツの素晴らしさを発信できる選手を目指して日々全力で頑張りたいと思います。


次の4年生担当は寮長の蓮川壮大です!
CBで、ガッツ溢れるプレーと闘志でチームを後ろから支えてくれます。センターバックとしても寮長としても頼もしい彼のブログを楽しみにしていてください!!

 まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
いまだ新型コロナウイルスの影響で不安な日々が続きますが、明治大学体育会サッカー部の活動や、私自身の活動で少しでも日本が明るく、そして多くの人に感動や元気を届けられるように日々努力したいと思います。最後にはなりますが、引き続き明治大学体育会サッカー部への温かいご支援のほどよろしくお願い致します。



【過去の記事】

2020年9月11日金曜日

「こだわり」 1年 丸山海大


「こだわり」

経営学部 1年 丸山海大(東福岡高校)

こんにちは。

今回、部員ブログを担当させて頂きます。経営学部経営学科1年の丸山海大です。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療従事者を始めとする私たちの生活を支えてくださっている方々に深く御礼申し上げます。


私がこの明治大学体育会サッカー部に入部し半年間で感じたことを書いていきたいと思う。

 私は、この半年間で多くのことを既に学んできたが、特に「こだわり」ということを深く考えさせられることがある。

 「こだわり」とは誰にも譲れないもの。その物事への執着心であると私は考える。サッカーにおいてのこだわりとは突き詰めていくと、誰にも負けない「武器」になるのではないだろうか。

 私はトレーニングの中で「こだわり」がないと言われることがある。あと一歩、その一瞬に対するこだわりが薄いという指摘を受け、自分自身振り返ってみるとその通りであると思うことばかりだ。ここぞ!という場面でのあと一歩やその一瞬への執着心がまだまだ不十分であると感じる。

 明治大学の選手としての「こだわり」、一人の人間としての「こだわり」、そして自分自身の誰にも譲れない「こだわり」を更に突き詰め、表現していくことが今の私には必要であり、私がこれから成長していくには必要不可欠な要素であると考える。

  こだわり続けた先の成長を信じて、今の立ち位置を深く受け止め、自分の中にある「こだわり」を更に追求し誰にも負けない「武器」にできるようにこれからの大学生活を過ごしていきたいと思う。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

次回の1年生の部員ブログ担当は、大宮アルディージャU-18出身の村上陽介です。強靭なフィジカルを持ち、普段は大人しめな性格ですが、サッカーでは闘志剥き出しのプレーをみせてくれる熱い漢です!

きっとプレーと同様に熱いブログを書いてくれることでしょう。

是非、次回もご覧下さい。

2020年9月8日火曜日

「1=2?」 2年 林幸多郎


「1=2?」 法学部法律学科 2年 林幸多郎 (サガン鳥栖U-18)

今回部員ブログを担当致します。
法学部法律学科2年の林幸多郎です。


 明治大学体育会サッカー部に入部してから約1年半が経った。私も残り数か月で二十歳だ。ところで「ジャネーの法則」というのを聞いたことがあるだろうか。簡単に言えば、「主観的な時間の流れは年少者ほど長く、年長者ほど短い」というものである。このジャネーの法則によると、人生を80年とした時、20歳までの体感時間と20歳から80歳までの体感時間はほとんど変わらないと言われている。つまり、20歳は人生の折り返し地点なのだ。残りの人生が半分しかないと言われるとすごく焦りを感じる。これまでの時間で無駄にした瞬間はなかっただろうか、果たして自分は「正しい」道を歩んでいるのだろうか・・・

 そもそも「正しい」とはどういうことだろう。人の為に何かをすることが正しいのか、人の言うことを素直に聞くことが正しいのか。
 ここで一度、次の証明を見ていただきたい。


b = a
とする。この両辺に a を足すと
a + b = 2a
両辺から 2b を引くと
a - b = 2a - 2b
(a - b) = 2(a - b)
両辺を (a - b) で割ると
1 = 2


 これは中高で習う数学の証明の形の一つである。しかし、これは 1=2 を証明している。
 
 そんなはずはない!この証明は間違っている!

 ほとんどの人がそう思うだろう。しかし、この証明の間違いを指摘出来る人はどれほどいるのだろうか。確かにこの証明には数学上のあるルールを無視した欠点がある(詳しくは調べてみて下さい)。しかし、それを知らない人がこの証明を見ると 1=2 が証明されたことに驚き、自分の中の常識を疑ってしまうだろう。物事の正誤を判断するにはある程度の知識と経験が必要である。また、人から聞いたこと、テレビで見たもの、ましてや自分の目で見たものでさえ鵜呑みにしてしまうのは非常に危険だ。たとえどんなに多くの人が「答えはAだ」と思っていても必ず「Bではないか」と感じている人が存在する。だからこそ、一方を「正しい」と言い切るのは難しい。
 しかしながら、自分の考えに相反する答えを受け入れろと言っても、これまでの経験で積み重ねてきた自分の常識から逸脱した事実を受け入れることは思っている以上に簡単なことではない。人は自分の行動、考え方が否定された時に自分の都合の良い理由を並べて正当化しようとする。これは人間の防衛本能であるからだ。

では、「正しい」答えとは何か、何をもってその行動が「正しい」と言えるのか、何が間違っていないことを証明するのか・・・


 残念ながら、私も未だにその答えは出せていない。そもそも「正しい」ことなんて何一つないのかもしれない。その概念は主観的なものであり、絶対的な「正しい」という概念は存在しないのではないだろうか。
 ただ、今自分に出来ることは、色んなことを経験し、多くの知識を蓄え、物事を見極める判断材料を増やすことである。そして、自分が選んだ道(正しいと信じる道)を愚直に進んでいく、それだけだ。結局のところ行動を起こすのは自分で、正しかったかどうかを判断するのも将来の自分である。私が目指している夢や将来像は 1=2 が本当に証明されるほど、考えられないものかも知れない。でも、その目標までたどり着く過程(証明方法)があると信じて今に全力を尽くしたい。

 長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。未だコロナウイルスの影響により不自由な日々が続いていますが、サッカーができる環境に感謝し、日々精進して参ります。今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。


 次回の2年生部員ブログ担当は、北海道コンサドーレ札幌U-18出身の福田心之助です。抜群のスピードと無尽蔵のスタミナでサイドを制圧するサイドバックです。北海道の寒さに負けない熱い魂を持つ彼の部員ブログを是非楽しみにして下さい!

【過去の記事】
「言葉の力」 1年 林幸多郎

2020年9月4日金曜日

「今」3年 小林春稀


「今」

商学部 3年 小林春稀 (東海大相模高校)


今回、部員ブログを担当させていただきます。
商学部商学科3年の小林春稀です。


新型コロナウイルス感染症が大きな影響を及ぼしている中、今この瞬間も医療現場の最前線に立ち、対処されている医療従事者の皆様、そして関係者の皆様、心から感謝申し上げます。

時が経つのはあっという間で、三年生を迎えた。明治大学での生活は私にとって、今までの人生で経験した事のないほど、沢山の学びがあり、かつ苦しんだ。

サッカー面においては、やはり自分の課題であり、明治のサッカーに最も求められている守備。
寄せる時の距離感であったり、組織としてのはめ方、戦術、単純な対人での守備などの理解に苦しみ、中々この守備を継続しつつ、自分の長所であるドリブルや細かい技術で相手を剥がしたり、剥がしてからシュートまで持っていくという形を発揮できずにいた。
守備の事を考えているとやはり、自分の特徴であるドリブルが出なかったり、逆に攻撃で自分の特徴であるドリブルなどをすると、そっちの面で体力を使ってしまい、守備が疎かになってしまうなど、両方で高いパフォーマンスを発揮する事に今も苦しんでいる。
やはりチームで求められることを出来なければ、TOPチームの試合には絡むことが出来ないのが現状だ。
私は今までTOPチームには一回も上がったことがなく、3年間、STチームとしてやってきた。
今年は同期で最初は同じ場所にいた仲間達がどんどんリーグ戦に絡んで、チームに貢献している。
毎週のリーグ戦を会場では無く、寮のテレビで観戦し、これが私の中でなんとなく当たり前のようになっているような気がしている。
そんな状況を変えなければいけない。
その為には、日々のトレーニングやTRMでの結果であったり、自分から主体的に取り組み、常に考え、それを継続し自分の中に落とし込むという作業の繰り返し、まずはSTチームでの圧倒的な存在感、そして試合を決めれる選手、信頼される選手へと成長したい。

次回の部員ブログ3年生担当者は、京華高校出身の小長井崚真です。持ち前の正確なキックと頭の良さが持ち味の彼の部員ブログも是非ご覧下さい。

拙い文章でしたが最後まで読んで頂き、有難うございました。今後とも明治大学体育会サッカー部へのご支援のほど、よろしくお願いします。


【過去のブログ】

2020年9月1日火曜日

「新基準」 4年 常本佳吾



「新基準」 政治経済学部 4年 常本佳吾 (横浜F・マリノスY)


今回部員ブログを担当致します、政治経済学部4年の常本佳吾です

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止、治療にご尽力している方々に、深く御礼申し上げます。

「新基準(規準)」

「新基準」これは、2020年新チーム立ち上げの際の全体ミーティングで「新基準」を作ろうと栗田監督が仰った。それは今までの積み重ねを継続しつつ、この一年で更に基準を深めようという事だ。この基準は長い歴史の中で先輩方が作り上げてきた明治そのものの姿だと思う。その基準を更に深めよう。とても難しく全部員の力が必要だと言うことを理解して読んでほしい。。そもそも、(明治大学サッカー部に入り4年目となる私が感じる)明治基準とは何か。

それは''何事も本気で追求する事"が明治基準であると考える。

これを「新基準」にするには全部員がより精密であり"何事も本気で追求する事"に対して隙のない組織ならば「新基準」を作れたと言えるだろう。

1.2年生で部内の仕事でスタッフ、先輩、同期から怒られた経験がある人。思うように公式戦に絡めていない人。トップチームに上がれていない人。怪我が長引いている人。自分に指先が向かない人。文句が先にでる人。
一回自分自身を振り返ってみて自分が明治基準(本気で追求できているのか)考えて欲しい。また、最高学年の我々は今までの「基準」を後輩に伝えられているのか、そして、隙の無い高水準な「新基準」を体現できているのか。
全部員が学生の本業である勉学、16人部屋での集団生活、サッカー部の活動外での時間、新しいことにチャレンジする姿勢、周りの事をよく見て視野を広げる事、感謝する心、犠牲心、人間力、失敗から学ぶ経験、日々の日常、日々の練習、泥臭さやハングリーさ、OBの繋いだポリシーなど、当たり前だと思うこの環境に満足せずに本気で追求出来ているか。自問自答を繰り返す事をやめない隙のない「新基準」を作れているか考えて欲しい。そもそも、同音異義語である"キジュン"守っても守らなくてもいい大凡を【基準】で、守るべきが【規準】だとしたら、明治の求めるものは【規準】なのかも知れない。

獲りたかった天皇杯は負けた。自分自身の力不足であり隙を見せてしまった(全員が本気で追求できていなかった。)と感じた。しかしまだリーグ戦、アミノバイタルカップ、インカレ兼総理大臣杯と全てのタイトルを獲る為にあと半年で「新規準」という更に"隙のない高水準な本気で追求し合える組織"をつくろう!

この部には様々ところで人として成長出来るチャンスが転がっていると感じる。その環境を作るのは自分達である。そしてそれは、本気で追求する事により生まれるものだと思う。今までの基準を当たり前にして隙のない組織を全員で作りましょう。

次の4年生担当はサッカーセンス抜群の時里元樹です!!浦和レッズで育った足元の技術、正確なフリーキックどれをとってもセンス抜群!ピアノも弾けてしまう多才な彼の部員ブログも楽しみに是非次回もご覧下さい!!

まとまりのない文章ですが、最後までご覧いただきありがとうございます。まだまだ新型コロナウイルス感染拡大の影響は続いておりますが、明治大学サッカー部のフレッシュなサッカーを通じて元気や勇気、感動を届けられるよう日々精進して参りますので、引き続き、明治大学体育会サッカー部への温かいご支援のほど、よろしくお願い致します。

【過去の記事】

「2019年前期」 3年 常本佳吾

「停滞は後退」 2年 常本 佳吾

「ミスターマリノス 松田直樹選手」1年 常本 佳吾

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