「当たり前は当たり前じゃない」
「当たり前の事を当たり前に」
3年 東山直樹(東京ヴェルディユース)
こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただく商学部商学科三年の東山直樹です。
まず初めに新型コロナウイルス感染拡大防止・治療にご尽力して下さっている医療従事者の方々に深く御礼申し上げます。
今年も早い事に、残り2ヶ月を切りました。今年一年を振り返ると、誰もが「コロナ」の一年だったと答えると思います。今、私がコロナというものを通じて、感じている事考えている事について、今回は書いていきたいと思います。
私たち明治大学体育会サッカー部は、例年通り2月に始動しましたが、新型コロナウイルスの影響で3月下旬から活動休止となりました。各自が実家に戻り、家での自主トレーニングに励む日々が続きました。再開後に向けて、全員が気持ちを高めて日々を過ごしていたと思います。しかし、中々コロナは収まらず、活動再開の目処は立ちませんでした。あの期間中、誰もが早くサッカーがしたい、またみんなとサッカーがしたいと感じたと思います。始動した当初に、このような一年になるとは誰も予想していなかったと思います。すごくありきたりな表現ですが、当たり前は当たり前ではありません。明日なにが起こるかなんて誰にもわかりません。明日が必ずやってくるとは限りません。明日でサッカーが二度とできなくなるかもしれません。このコロナを通じて、当たり前のようにグランドに出て練習をして、週末は試合をするという日々が、どれだけ幸せなことなのかをとても強く感じました。
この「当たり前は当たり前じゃない」という言葉と反対に、「当たり前の事を当たり前に」という言葉があります。この言葉の意味も、コロナを通じてとても深く感じました。
新型コロナウイルス感染拡大防止・治療にご尽力して下さっている医療従事者や、関東リーグの運営を毎週行って下さっている流通経済大学の皆さん、毎日朝早くからグランドに来て指導して下さるスタッフ、毎日ご飯を作って下さる寮母さん、多大なる支援・応援をして下さるOB・ファンの方々、誰よりも応援してくれる家族。本当に色々な方々に支えられて、大好きなサッカーや普通の生活ができています。この支えて下さっているたくさんの人に感謝して、日々過ごすということは当たり前な事です。その方々に会った時に、お礼や挨拶をするということも当たり前な事です。どれだけ感謝の気持ちを持って日々を過ごすのか。一人の人間として、一サッカー選手として、当たり前の事をどれだけ当たり前にできるのか。
「当たり前は当たり前じゃない」
「当たり前の事を当たり前に」
言葉では簡単に聞こえますが、実際には大変難しいことです。
自分自身、これが常にできているかと問われても、はっきりとできていると答えることはできないでしょう。今回、このコロナによってこの言葉の意味について深く感じることができた事に感謝し、この言葉が自分に染みつくような日々を過ごしていきたいと思います。
そして明日は大事な一戦、早稲田大学との試合です。部員全員で勝利を掴み取りたいと思います。これからも明治大学体育会サッカー部のご支援、ご声援の程、よろしくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の三年は、小さなストライカー藤原悠汰です。小柄ながら得点を量産するストライカーで、彼の右足から繰り出されるパンチの効いたシュートは必見です。私生活では天真爛漫ですが、ピッチに入るとスイッチが切り替わります。オンとオフがしっかりとした悠汰が何を語ってくれるのかも必見です。ぜひ読んでみて下さい!
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