2020年5月8日金曜日

「今を生きる」1年 井上樹



「今を生きる」
法学部1年 井上樹 (ヴァンフォーレ甲府U-18)

こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます。
法学部1年の井上樹です。
まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止にご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。
明治大学体育会サッカー部に入部してから数ヶ月経ったこの頃の私の気持ちを文章にしたので最後まで読んでいただけると幸いです。
 
誰にでも夢や目標があるだろう。私が幼き頃から何も変わることなく抱き続けている「プロサッカー選手になる。」といった夢や、「今晩はこれが食べたい。」などの小さな望みだっていい。このようにこの先の未来に何か希望を持つことは、人生において非常に重要だと思う。しかし、夢を叶えることでも目標を達成することでもなく、それらを追求していく”過程”に本来の目的があると私は考える。
そして、その”過程”の真っ最中である『今』こそが最も重要だと強く思う。

私のこれまでのサッカー人生は決して順風満帆なものではなかった。
ヴァンフォーレ甲府のジュニアチームに入団した時もはっきり言って1番サッカーが下手だった。当時は五冠を達成してしまうほどの伝統のある明治大学体育会サッカー部に入部することなど思っても見なかった。その様な私だが、その時々を懸命に乗り越えて少しずつ積み重ねていき、気づいたらここまで来ていた。
そしてこの頃、明治大学体育会サッカー部に所属していることだけではなく、入部するまでに努力した”過程”にも価値があったのだと気付かされる。更に4年後、明治大学体育会サッカー部に所属していたことがより価値のあるものだったと思えるためには『今』を必死に取り組まなければならないのだろう。

さて、新型コロナウイルスの影響によりstay homeしている現在の状況に置き換えてみるとどうだろうか。活動再開後の活躍のために今日できる全てのことをやり遂げただろうか。今の状況を言い訳に、手を抜いた自分はいなかっただろうか。追求したらキリがないとは思うが、夜布団に入る前に「やりきった」と自信を持って思えるそんな日々を送りたい。どんな状況でも過ぎていく大切な時間を有意義に使いたい。
そしてとにかくポジティブに『今』できること全力で取り組み皆で乗り越えたい。

次の1年部員ブログ担当は、ファジアーノ岡山U-18出身の太田龍之介です。前線でのボールキープで攻撃の起点になる選手です。次回もよろしくお願いします。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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